おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
わが家の防災用品と備蓄は、毎年3月と9月に見直しをして、食品の期限の確認などをしています。
防災を目的とした収納場所は、大きく3つ。1つめは一次避難の持ち出し用リュック、2つめは自宅避難用、そして3つめは車のトランクです。
犬を飼っているため、被災時に同伴して避難所に行けない可能性が高く(ペット同伴避難の可否は、お住まいの自治体にご確認ください)、避難生活は主に自宅と車を想定しています。家の中と外に分散している、わが家の防災収納をご紹介します。
■防災収納1つめ:一次避難用リュックを玄関に
災害発生直後にさっと持ち出せるよう準備したリュック、いわゆる非常持ち出し袋と言われるものは、玄関横の収納の中に置いています。
■防災収納2つめ:自宅内の収納に点在
自宅で生活が続けられる場合に備えて、食品・日用品ともにストックは多めにして、数カ所に分けて収納しています。日常的に使いながら、消費した分を買い足して行くローリングストックの方式です。
①キッチンの吊り戸棚
パッククッキングをすることを想定し、乾物や乾麺などを多めに用意しています。
②洗面所の床下収納
水とカセットボンベのストック場所です。
③防災収納専用スペース
リビング隣室の収納に、防災用品や備蓄用のスペースを確保しています。お米5kg、缶詰やアルファ米といった長期保存食品、ペット用品、マスクや簡易トイレなどの衛生用品をストックしています。
■防災収納3つめ:車も収納スペースと考える
食品、衛生用品、保存食やペット用品などを詰めたコンテナボックスを、車のトランクに積んでいます。
2018年の北海道胆振東部地震は真夜中に発生しました。リビングの鏡が割れて床に散乱し、暗いなかでは片づけができず、夜明けまで車に避難していたことがきっかけで、車内にも備えが必要だと考えるようになりました。
寒さ対策として通年、大きめのブランケットを積み、冬季はこれに加えて寝袋も搭載します。外出先で吹雪になり立ち往生した場合に役立つので、雪国では大事な防災用品です。
備えはいくらやってもキリがありませんが、負担にならない程度にできるだけやろうと思って準備しています。最終的には「使わなくてよかったね」と言えることを願って。
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記