おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
洋服が好きなので、首まわりが伸びたり、パンツの膝が出たりすると一気にテンションが下がり、着たくなくなってしまいます。高い洋服はもちろん、そうでない洋服も、なるべく長く、たくさん着るためにしている、小さな習慣をご紹介します。
■小さな習慣①連続して着ないようにする
当たり前かもしれませんが……、洋服は、着れば着るほど傷みますよね。気に入っているからと頻繁に着てしまい、買ってすぐに傷めてしまった経験があります。それ以来、なるべく連続で着ないようにしています。
特にお気に入りの場合は、出かける直前に着替えて、帰ってきたらすぐに脱ぎます。着ている時間をなるべく短くするためです。
たとえ部屋着でも、家事をするときは汚れないようにエプロンを着用。
「着ると傷むから」という理由で着なくなるのは本末転倒ですが、お休みさせつつ、傷むスピードを遅らせています。
ちなみに、革靴やパンプスも同様で、1日履いたら玄関の隅で休ませています。
■小さな習慣②洗いすぎないようにする
洋服は、洗いすぎると色落ちしたり、首まわりや袖口が伸びたり、生地が薄くなったりしますよね。クリーニングもあまり頻繁に出すと洋服が傷むので、なるべく家で洗うようにしています。
>>>9割ホームクリーニング派が洋服を長く着るために洗濯で気をつけていること
夏場に汗をかいたときなど、汚れが気になるものはすぐに洗いますが、冬場のニットやコートなどは、一時置きラックで一晩休ませて、ブラシをかけてからクローゼットに戻しています。
以前は洗っていない洋服と、洗った洋服を一緒にすることに抵抗があったのですが、シーズンが終わるときに、「すべて洗ってからしまうこと」をルールにしてからは、洗わずにクローゼットに戻しても気にならなくなりました。
出かける前後の短時間しか着ない部屋着は、クローゼットの中の衣装ケースの上に一時置きしています。
洋服は、洗いすぎても、洗わなさすぎても傷む原因になります。適度にお手入れをするように心がけています。
■小さな習慣③デリケートな素材の洋服は買わない
洋服を買うときに、色やデザインはもちろん、何より素材をチェックしています。薄くてシワになりやすいものはなるべく避けて、家で洗える天然素材のものや、洗濯してもヘタレないようなしっかりした素材のものを選んでいます。
買うときは、「ちょっと高いなぁ」と思う洋服でも、生地がしっかりしていると、長く着られてコスパがいい場合もあります。気づけば20年以上着ているニットやコートがあり、さすがにそろそろ手放し候補なのですが、たくさん着れば「元は取れた!」と潔く手放すことができそうです。
私の場合は、紹介した3つのことを習慣にしていますが、家族もそうとは限りません。夫は「洋服が汚れることより、着替えることが面倒」なので、わざわざ着替えませんし、息子は汗かきなので、洗わずにクローゼットに戻すなんて考えられません!
自分や家族の優先順位を考えて、洋服の持ち方やお手入れの仕方にストレスがないようにしたいと思います。
クローゼットの工夫で洋服選びが上手くいくヒントはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日