おはようございます。
クローゼットオーガナイザーの柴田敦子です。
新居を建てるとき、頭を悩ませる場所のひとつに、“コンセントの位置”がありますよね。私自身、持っている家電や動線を考え、失敗しないようにつけたつもりでしたが……
3年住んでみてわかった、予想どおりうまく使えている場所、「作ればよかった!」と後悔している場所をお伝えします。
■大正解!雑多になりがちなリビングは収納の中にあると便利
リビングは、家族のモノが溢れがちです。いろいろなものが出しっぱなしだと雑多な印象になるため、リビングの中心に収納用のクローゼットを作り、子どもたちの学用品、文具や書類などを収納しています。
プリンターや鉛筆削り、充電スペースなど、あらかじめコンセントが必要なものを収めることを想定して、収納スペースの中にコンセントを作ったのですが、これが大正解。
担当の建築士さんに、「鉛筆削りの場所まで決めていたお客さんは初めてです!」と驚かれるほど、こまかくモノを置く場所を決めていたことが功を奏したようです。リビングが散らかることもなく、快適に使えています。
違う段にあるものでも、コンセントにコードが通しやすいよう、棚板の奥に切り込みを入れる工夫をしています。
また、リビング収納のいちばん上は、インターネット機器を集約しています。
収納スペースの中なら、モデムやルーターが外に出ることもないので、ごちゃごちゃしがちな配線も気になりません。埃がかぶらないところも嬉しいポイントです。
■キッチンはダイニング近く、カウンターにあると便利で安心
わが家のキッチンは、壁側のコンロ部分とシンクのあるアイランドキッチンに分かれています。壁側だけでなく、アイランドキッチンのカウンターのサイドにも2口のコンセントをつけました。
アイランドキッチンのコンセントは、ダイニングテーブルの近くにあるため、パソコン作業やアイロンをかけるときなど、広めの作業台が必要なときに、とても重宝しています。
ホットプレートやクックフォーミーなど、調理家電は消費電力が大きいため、コンロ側で他の電化製品と同時に使ってブレーカーが落ちてしまうことがよくありました。ダイニング近くに、ブレーカーを分けたコンセントがあると便利で安心です。
■室内干しをするなら、洗濯室にコンセントは多めがいい
わが家は、1年中室内干しのため、洗濯室を広めに取ったのはよかったのですが、洗濯物を乾かすための除湿器やサーキュレーターのためのコンセントが足りませんでした。
延長コードを使っているのですが、コードが伸びていると見た目も悪いし、掃除機がかけにくく、ストレスになっています。
洗濯室には、小型洗濯機を置いたり、サーキュレーターを増やしたりと、当初の予定より家電が増えたことが、コンセントが足りなくなった原因でした。洗濯室の真ん中あたりにもコンセントを作ればよかったと後悔しています。
片づけ収納ドットコムライター和田さんのコンセントについての記事を参考に、増設することも考えています。
コンセントの場所ひとつで、片づけや家事がラクになることもありますよね。コンセントの場所を考えるときは、「何が必要で、どこに何を置くのか?」をよく考えて決めておくことが大切だと実感しています。
コンセント周りの工夫についてはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日