おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
「実家の片づけ」と聞くと「親のもの」の片づけを思い浮かべるでしょうか? 私の場合は、いずれ処分しようと置きっ放しにしていた「私のもの」が、かなりありました。
最近のものでも、10年以上が経っています。それを、1泊2日の日程で片づけてきました。
■実家に行く前に聞き取り!持ち帰る量の目星をつける
今回の片づけで、とても役立ったのがスマホ。普段から、子どもたちの写真を送ったりとやりとりすることで、親がスマホ操作に慣れていたことが片づけにも活きました!
実家があるのは車で3時間半ほどの県外。頻繁に帰省はできないので、あらかじめ、親が把握できている私のものの写真を送ってもらいました。
写真が撮れない場所は、電話での聞きとりだけですが、事前にものの量を把握しておくと、持ち帰る荷物の目星もつきますし、収納場所もあらかじめ考えられます。あわせて、大量に捨てるものが出ることも想定して、ゴミの分別方法や、近くのクリーンセンターの持ち込み方法や受付時間、休業日なども確認をしておきました。
■いざ片づけ!ここでもスマホが活躍
週末を利用して帰省し、片づけをスタート。さっと取り出せる場所にあるものもあれば、屋根裏部屋で奥のほうにしまい込まれているものもありました。
奥から出すには、手前に置かれたものの移動も必要です。その都度、スマホのテレビ電話を使いながら、親に確認をしていました。同じ家の中とはいえ、奥まった場所に来るのは大変。スマホのおかげでスムーズでした。
そうやって出してきたものが、こちら。
子どもたちが赤ちゃんのときに実家で使っていたものや、
私の学生時代のもの、
写真にはありませんが、引っ越しのタイミングで置けなくなった家具など大きなものも、4台ほど預けていました。
これらのものは、この3つに分けていきます。
・持ち帰るもの(保管・使う)
・持ち帰るもの(リユース)
・処分するもの(ゴミ)
何度も見返したい、持ち帰りたいと思うものは、お気に入りだった本や一部の写真など。結果的には、ほとんど処分することになりました。
■処分方法は、事前に親に相談しておく
今回、私のものを奥から出してくるときにチェックした親のものも、いくつか処分することに。量が多かったので、1日目は、クリーンセンターに持ち込んでいます。
ただ、2日目に出た処分品は、実家に残すしかなく……。そこで、親がクリーンセンターに行くときに一緒に持ち込むか、次回の帰省時に私たちが処分するか、どちらか早いほうで対応しようと決めました。
処分してもらうことも考えて、大きな文字で、どの種類のゴミかがわかりやすいよう書いておきました。
ゴミを捨てるのは力仕事だし、紙類は特に重いです。できるだけ、玄関に近い場所にまとめておくと、外に運ぶ負担も軽減できますね。
処分するものの中には、母から「これは残しておいてもいいんじゃない?」と引き止められるものも。少しだけですが、親の思い出として残してきました。
改めて、自分の思い出のものを一緒に見るのは、恥ずかしくもあり、楽しくもありの時間でした。記事をきっかけに、実家に置きっぱなしにしているものに思いを巡らせてみていただけると嬉しいです。
実家の片づけのヒントに:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある