おはようございます。
ライフオーガナイザーのきづきともこです。
9月1日は「防災の日」ということで、9月のタイミングで防災について考えたり、グッズや備蓄品の見直しをされる方もいらっしゃると思います。
わが家は、何がどのくらい必要なのか想像が難しく、長年挫折してきましたが、ようやくスモールステップで仕組み化に取りかかったのが去年のことでした。
今回は、その中でもいちばん最初に考えた、わが家の水の防災備蓄についてご紹介します。
■4人家族で「自宅避難」の場合、準備するのは7日分
わが家は、4人家族で、一戸建てに住んでいます。
一次避難、二次避難など、避難の仕方で準備するものも変わってきそうなので、備蓄品を用意する前に、まずはどんな災害を想定して、どう避難するかから考えました。
わが家は「ライフラインが止まって、自宅避難する」場合がいちばん確率が高そうです。
というわけで、家で水が止まってしまったときのために、推奨されている7日分を目安に必要量を計算して備えておくことにしました。
■飲料水はローリングストックで確保
まずは、飲料水の備蓄についてです。調べたところ、必要な飲料水は、「1日1人3ℓ」とのこと。計算すると、4人家族が1日に必要な量は、3ℓ×4人=12ℓです。
わが家は普段から2ℓのペットボトル6本入りの箱で水を購入しています。ちょうど1箱12ℓということで、この1箱が4人の1日分、と覚えておくことにしました。
ふだんの飲料は、水・炭酸水・ジュースなど、冷蔵庫の中と、冷蔵庫にすぐ補充できるようにリビング収納にストックしています。これで合わせて3日分くらい。
さらに、玄関からもリビングからも近い和室の収納に、箱のまま4日分で計7日分の水をストックしています。
リビングのストックがなくなったら1箱開けて買い足しておく、というローリングストックです。
■生活用水は空きペットボトルを活用
飲料水はローリングストックでまわしていますが、それとは別に生活用水もあると安心だと思いました。そこで、飲み終わった空のペットボトルに水道水を満タンに入れ、空気が入らないようにして、床下収納に保管しています。
隣の実家の井戸水を使えることも考慮し、わが家は床下収納のこの中に入るだけ、と決めて、半年に1回程度入れ替えながら保管しています。
防災グッズや防災ストックはいろんな場合を想定する必要があり、すべての場合に備えようと思ったら難しく考えてしまいがちでした。まずは「自宅避難」とシチュエーションを絞ることで、「水の必要量は1日1箱」「飲んだら買い足す」「空いたペットボトルは生活用水」と、私なりにわかりやすい仕組みを見つけることができました。
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ライフオーガナイザー きづきともこ
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