大事なのは優先順位だけじゃない!心のゆとりと充実感を得られるスケジュール管理のコツ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中沢まみです。

世の中が便利になるほど、自分の時間がなくなっていく……。そんなふうに感じたことはないですか?しょっちゅう鳴るスマホの通知、ついつい見てしまうSNS、「連絡が来たらすぐに返さなきゃ!」と頭の中はいつも大忙しです。

今さら聞けない時間の超基本』という本を参考に、優先順位以外の視点を持つようにしたら、充実感を得られるようになりました。

大事なのは優先順位だけじゃない!心のゆとりと充実感を得られるスケジュール管理のコツ

■「時間に対する価値観」と向き合う

どんな時間の使い方をすると心地よいのか?
その答えは人それぞれで、正解はありません。『今さら聞けない時間の超基本』という本は、そんな自分の時間に対する価値観と向き合い、より充実した時間の使い方のヒントがたくさん紹介されています。

大事なのは優先順位だけじゃない!心のゆとりと充実感を得られるスケジュール管理のコツ

私の場合、朝・夕は家事ルーティンがあり、集中して取り組めています。ただ、日中のひとり時間については、ちょっと休憩のつもりがダラダラしてしまったり、優先順位を考えてきちんと予定を立てているはずが、急ぎの用事ができて想定時間内で終わらなかったり……。気がつけば時間に追われている状態で、「やりたいこと」「やったほうがいいこと」は後回し。

そんな状況を改善するため、chapter2「仕事と時間術」の中から、すぐに実践できそうなことを試してみました。

■時間配分のバランス:カレンダーごとに色分けする

現在私が仕事などで自由に使える時間は、平日の9時〜17時です。昼食や小学校から帰宅した子どもたちのフォロー時間を除くと、週35時間ほど。本によると、時間配分のベストバランスは、【今やるべきことの時間:人と関わる時間:未来のための時間】で【3:3:4】です。35時間を基準とすると、【10.5時間:10.5時間:14時間】になります。

以前はアナログの手帳も使っていましたが、現在はすべてGoogleカレンダーで管理しています。分類ごとにカレンダーを分けて予定を登録することで、「バランスよく時間を使えているか」がざっくりと把握できるようになりました。

大事なのは優先順位だけじゃない!心のゆとりと充実感を得られるスケジュール管理のコツ

■立て直し時間の確保:金曜日の午後に予定を入れない

金曜日の午後はなるべく予定を入れず、「予定を立て直す」「遅れを取り戻す」ための時間にしています。この時間に、日時が決まっている予定やゴールが決まっている仕事のほか、こまごまとした用事もマインドマップに書き出します。あとでわかりやすいように、Googleカレンダーと同じように色分けしています。

大事なのは優先順位だけじゃない!心のゆとりと充実感を得られるスケジュール管理のコツ

日時が決まっている予定はすでにカレンダーに登録されていることが多いですが、バランスを見ながら何に時間を使うのかを決めていきます。

■マイルールを見つける:自分に合う予定の入れ方に

私の場合は、続けていくうちに以下のようなマイルールができました。
① 午前中から出かける予定を入れると良いスタートを切りやすい
② 午後の集中しにくい時間は、人と関わる予定を入れるとダラダラせず動ける
③ 一日の中で2色以上の予定を入れると、飽きずに取り組める

以前は、朝でも夜間でもお構いなしに予定を詰め込んでいました。今でも家事をしながらの動画視聴など「ながらインプット」はありますが、「家族の時間は家族に集中」「休むときはしっかり休む」とオンオフを切り替えることができてきたように感じています。

時間をうまく使うためのアイデアはこちらにも:
今年こそ目標を実現できる私に!行動できる“大人の時間割”の作り方と続けるコツ
今年こそ自分の時間をつくろう!夜型から朝型に切り替える3つの秘訣
ダラダラ悪習慣をたちきれた!時っ感タイマーで時間管理が上手になった4つのこと

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 中沢まみ
HP : 散らかり思考を片づけて、もっと私らしく生きる!|3 STEP DESIGN

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