おはようございます。
ライフオーガナイザーの山田由乃です。
わが家では室内で50鉢弱の観葉植物を育てています。お世話の中で特に難しいのが、水やりのタイミングをつかむこと。私は屋外のガーデニングから観葉植物に手をひろげたので、室内の水やりのタイミングをつかむまでに時間がかかりました。
今でもタイミングをつかみづらいものには「SUSTEE(サスティー)」という水分計をさしています。サスティーを使ったうえでの良かった点と注意したいと思う点をご紹介します。
■水やりタイミングがわかる「サスティー」とは?
「サスティー」は家庭用の水分計です。電源は不要で、購入したらそのまま観葉植物の鉢にさすだけ。植物よりも目立ちすぎないスリムな形状と、使いたい植物にあわせて本体の色を選べるところ(ホワイトとグリーンの2色)が気に入っています。
水やりするとモニター部分が青色に変わり、乾くと白色に変化します。白色に変化したときが水やりのタイミング。ひと目でわかりやすく、とても助かります。
観葉植物の土の表面を、化粧石やココヤシファイバーなどで覆っている方もいらっしゃるかもしれません。その場合も、上から「サスティー」をさしていれば、それらをどかすことなく土の乾きと水やりのタイミングがわかるので安心です。
■自分だけでなく、植物を育てない家族にもわかりやすい
昨年秋に私が一週間ほど入院したことがありました。その際、「観葉植物で水をやっておくものはない?」と夫から電話が。
家の植物はふだん私が主にお世話をしているので、家族は水やりのタイミングがわかりません。ちょうど水やり頻度の少ない時期だったので、そこまで心配はありませんでしたが、「『サスティー』が白くなっているものがあればお願い」と言うことができました。
自分が水やりのタイミングをはかるだけでなく、植物を育てない家族にもわかりやすいことに、このときはじめて気がつきました。今後は、自分でタイミングがわかるものでも水が下がりやすいものを中心に、あえて「サスティー」をさすことを検討中です。
■使ってみて注意したほうがいいと思ったところ2つ
「サスティー」をより正確に働かせるために、注意が必要だなと思うこともあります。1つめは鉢の大きさに対して適正なサイズを使用すること。以前、ちゃんと理解しないまま大きめの鉢にサイズの短い「サスティー」を使用したことがありました。
すると、モニター部分は白色でも、サスティーが届いていない鉢底のほうはまだ土が乾いておらず、根ぐされの原因になってしまったのです。それ以降は、必ず鉢の大きさに合わせたサイズを使用するようにしています。
2つめは、中芯(リフィル)の交換時期を守ること。モニター内のリフィルには交換時期があり(約6~9カ月)、それを過ぎるとモニターの色が変わらないことも。そこで私は、リフィルを必ずストックしています。
それと同時に、「サスティー」の使用開始時期を白い絶縁テープに油性マジックで書き、スティック本体に貼るようにしています。使用開始時期からだいたい半年ほどを目安に、リフィルを交換しています。
サスティーのおかげで、観葉植物の水やりのハードルを下げることができました。
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ : 片づけ×植物で心地よい暮らし