洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。

洋服をたくさん持ちすぎだなって思っても、減らすのはなかなか難しいですよね。思いきって捨てても買い物熱が再燃したり、バーゲン時期になったらいつの間にかリバウンドしたりってことないですか?

今日は、私がかれこれ10年ほど、洋服を少なめに維持するためにやっている方法についてご紹介します。

洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ

■「どこにしまう?」収納の枠をはっきり決める

わが家は家族4人で67㎡のマンション暮らしです。メインのクローゼットも1畳ほどの小さなスペースなので、夫婦の衣類はアウター類は廊下の納戸にしまい、それ以外を寝室にあるメインのクローゼットに収納しています。

ハンガーパイプの長さは一人につき98cmです。洗濯物はハンガーで干しているので、ほとんどの衣類をたたまずにかけてしまっています。

「洋服はここにしまえる数だけにしよう」と決めたのが、7年前の引っ越し後まもなくでした。当初はもっと数がありましたが、この「収納枠」を決めたことで、似たような服でぎゅうぎゅうだったのを、劣化しているものから徐々に減らしていけました。

ハンガー収納だと総量を把握しやすい効果も。引き出しに入れていると、着ない=見えない→忘れる、となりがちですが、目に見えていたら折りに触れ着るかどうかを考えます。

実は数年まったく着ていない服もありますが、「収納枠」にはまだ余裕があるので、処分を急がなくてもいいかなと思っています。

洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ

■「こんなとき何を着る?」具体的な場面をイメージする

数を減らしても、必要な服がないと困りますよね。急場しのぎにイマイチな服を増やしてしまうことにもなりかねません。

そんなことを避けるために、「着ていく服がない!」と思うのはどんな場面だろうと考えてみました。

私の場合、困りがちだったのがお出かけ服でした。会社員時代の服はかしこまってるし、普段着だと素敵なレストランに行っても気後れしてしまいます。今は薄手と厚手のワンピースを1着ずつ準備しています。

洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ

冠婚葬祭や式典に着るフォーマル服もないと困る服ですよね。仕事用のジャケットもそうかもしれません。

必要な場面が具体的にイメージできたら、逆に減らしても困らない服もわかります。私は着ていく場所がないなと思えた服や、同じようなものが多かった普段着は、場面をイメージすることで減らすことができました。

■「何に合わせる?」コーディネートはワンパターンに

何通りにも着回せる服は魅力的ですが、私の場合、このスカートにはこのトップスというようにコーディネートは原則ワンパターンです。

洋服を減らしたい! クローゼットの98cm幅に収めるまでの3つのアプローチ

パターンが増えると「選ぶ」手間が増えますし、小物や靴も「何を組み合わせよう?」と迷います。コーディネートの楽しさより、日々迷わないシンプルさを選んでワンパターンに落ち着きました。

合わせる服が古くて着られなくなっても、「このパンツに合うトップスを買おう」と明確なので、やたらと数を増やさないことにも一役買ってくれています。

「服を減らしたいけど、ただ減らすって難しいな」と感じるときにおすすめです。

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あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし

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