おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
娘の中学受験が終わりました。親子ともに、初めてのチャレンジということもあり、すべてが手探りの日々でした。
この2年間、学習環境をどのように整えてきたのか、過去記事をおさらいしながらまとめてみたいと思います。
■子どもが集中して勉強できる環境づくり
塾に入るタイミングで、子ども部屋に学習机を用意しました。その時の記事がこちら。
>>>リビング学習がうまくいかない? 小5&小1で学習机を子ども部屋へ移動した理由
・集中して勉強したいときは、子ども部屋
・親と勉強したいときは、ダイニング
目的に応じて、2カ所を使い分けて進めていました。
ところが、子ども部屋にこもって勉強していたはずなのに、まったく勉強が進んでいないということがしばしば起こるようになりました。人の目がないと、ついつい時間を無駄づかいしてしまうので、目の届くところで勉強することに方針変更!
・家で勉強するときは、ダイニング
・集中したいときは、塾の自習室
周りのお友だちの話を聞いても、子ども部屋で集中して勉強できる子はひと握り。勉強が進んでいないことを叱るより、環境を整えるほうが大切だと実感しました。
■日々持って帰ってくるプリント整理は親の仕事
塾の授業では毎回、テキストとは別にプリントが配られます。さらに、毎週末行われるテストもボリュームがあります。子どもは忙しいので、必然的に親がプリント整理に追われることになりました。
授業を受けていない親は、「どのプリントが、いつ、再度必要になるのか」がわからず、捨てることはできません。そこで、
・見直す可能性のあるものは、ファイルにまとめる
・見直すことはなさそうなものは、カゴに積み重ねるだけ
2つに分類して、すべて残しておくことにしました。
保管方法での反省点は、プリントを積み重ねていくための、ちょうどよい箱が見つからなかったことです。ひたすら積み上げていく方式にしたので、最後は腰高くらいになり、「ときどき雪崩を起こして大変だった」と、娘に言われてしまいました。
■2年間で使う教材は予想以上のボリューム
家族の本やおもちゃを収納するファミリーライブラリーに、テキストやプリント類を収納するスペースを用意しました。収納方法についての記事はこちら。
>>>「日能研」のテキスト収納法は目的別? 教科別? 両方試してわかったこと
テキストやファイルを置くために用意した棚は、幅80㎝が3段分。最初は余裕をもっておくことができましたが、6年の夏ごろになると満杯になってしまいました。
そこで、使っていない学習机上を、収納スペースとして活用することにしました。
・ファミリーライブラリーには、使い終わったテキストとプリント
・学習机の上には、現在使っているテキストとプリント
エリアをしっかり分けることで、塾の準備もスムーズになり、プリント類を探す手間も減りました。また、過去のテキストやプリントも、受験直前に苦手な単元を勉強し直すのに大いに役に立ったので、捨てずに置いておいてよかったと思います。
合格発表が終わって、その次の週末には、たまっていたテキストとプリントをすべてまとめて処分しました。あまりの量に、「よくこれだけ勉強したよね」と、感心しました。
空っぽになった棚は、これから始まる新しい生活に向けて活用していこうと思います。
“受験生のいる家庭”はこちらも参考に:
・【中学卒業】新生活を迎えるための恒例行事?! 子ども部屋の片づけビフォーアフター
・【新高校生活準備】中学生活から高校生活へのスムーズな移行の秘訣は、中学入学時にあった!
・受験準備のパンフレットや書類の山は、分けすぎない“ざっくり収納”が片づく秘訣!
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI一級建築士事務所