おはようございます。
ライフオーガナイザーのこすぎりさです。
す。
いざというときのストックやお弁当用にあると助かる冷凍食品。わが家も「これがあると安心!」というストックを常備しています。引き出すタイプの冷凍庫は深さがあるため、上から食品を見渡せるように“立てて収納”が理想ですよね。しかし、冷凍食品は滑りやすく、一度崩れると、面倒になって上から重ねて放り込んでしまうことがよくあります。
「冷凍庫」は、“整った状態を保ちにくい”と痛感したことが何度もありました。そこで、100均のアイテムを2つ使って仕組みをつくってみたら、食品が滑りにくくなりました!
リバウンドしない“立てて収納”と“すっきり収納”が叶った方法をご紹介します。
■「慣性の法則」に着目して、スタッキングマットで滑り止め
ぐちゃぐちゃになる原因は、冷凍庫を引き出した瞬間、食品が前後に滑って崩れるため。食品が少なくなって庫内がスカスカ状態になると、さらに動きやすくなります。そこで、食品が少ない状態でも整うように「KOKUBO」の「ボトルスタッキングマット」を底に置きました。
本来は、ボトルが転がらないように横向きに置いて使用する商品ですが、私は庫内に縦向き3列を並べて使います。こちらは、「seria」で購入しました。これだけだとマット自体が滑って本末転倒になってしまうため、裏に「DAISO」の「耐震マット角型」を貼ってしっかり固定します。
スタッキングマットの凸がストッパーになり、これだけで食品が崩れにくくなりました。ブックスタンドやカゴで仕切るよりも庫内が広々と使え、収納量がアップしました!
■ 冷凍食品の元袋はそのまま「詰め替えない&クリップ止め」
冷凍技術がすすんでいるとはいえ、“冷凍焼け”してしまう前に早く食べきることを意識しています。そこで、霜がついても中身がわかりやすいように、冷凍食品の元袋のまま保存します。
開封したら、両端を三角に折って空気を入りにくくしてから、くるくる折りたたんでクリップで止めます。
プラスチックの食品保存容器や食品用保存袋に頼らないことで、洗い物が減って家事の時短になり、ものを増やさない、ゴミを増やさないことにも繋がりました。
■「食べきる!」を忘れないためにクリップ付き食品から消費
庫内の食品を鮮度よく循環させるために、クリップが付いている開封済み食品から積極的に消費するようにします。冷凍庫を開けた瞬間、食品をすべて見渡せる状態が保てているため、食品ロスが減りました!
庫内のお手入れは、食品が減ってきたらさっと水拭き。スタッキングマット&耐震ジェルマットは、水洗いのみで繰り返し使用できます。
食品が滑らないひと手間で、無駄買いが減り、「冷凍庫」が循環するようになりました。なによりストレスフリーです。家計にも地球にも優しい“食品ロスの削減”は、まずは自分の「冷凍庫」から始めていきたいですね。
無駄を減らす「冷凍庫」収納についてはこちらにも:
・「フリーザーバッグ×クリップ」で無駄を減らしてわかりやすく!冷凍庫収納の見直しと工夫
・冷凍も冷凍庫の収納も上手く使いたい!使いこなせない3つの理由とその対策
・子ども専用コーナーでストレスフリーな冷蔵庫に!
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ライフオーガナイザー こすぎりさ
ブログ:MARUTE