おはようございます。
ライフオーガナイザーの田宮 絵理です。
子どもと防災対策をしたいけれど、何歳から始めたらよいかわからないという方も多いのでは? わが家は長女が0歳のときから保育園に預けていたので、離れている時間が多いと万が一のときはどうすればよいのか不安でした。
そこで、預け先の避難場所を調べたり、子どもと一緒に災害について話し合ったり、成長に合わせた対策をするようにしたら、親も子も安心できるようになりました。
■未就学児には、子どもの防災対策を確認して伝える
保育園や幼稚園、こども園では、災害時に決まった避難場所へ行きます。一時的に預ける親族や病児保育などでも、どこに避難するのかを確認して、お迎えルートや移動手段を決めておくとスムーズに行動できます。
さらに、園ではどのように避難訓練をしているかを先生や子どもと話して、家でもできることを探します。わが家では地震が起きたら机の下で頭を守ると決めています。
自宅では親といることが多い未就学児ですが、家の中でも安全な場所と危険な場所を伝えて注意すると安心です。
■小学1、2年生は、子どもと一緒に「災害にあったら」を考える
「台風や地震、火事などにあったらどうする?」を子どもと話し合い、近所の危険な場所と避難場所を地図を見ながら確認します。
小学校や学童保育、遊びに行く先など、どこにいるのかもわかっていると安心です。居場所が把握できない場合もあるので、遊びに行くときに子ども用携帯電話を持たせ、親や近くに住む祖父母、叔母夫婦を登録して連絡が取れるようにしています。
■小学3、4年生は、子どもがひとりで避難できるようにする
ひとりで過ごすことが多くなると、自分で避難できるように準備をしました。日本ライフオーガナイザー協会の吉本とも子理事考案の「もしこれTMファイル」を子どもと一緒に作って玄関に収納し、避難時は持って逃げるように決めています。
「もしこれTMファイル」は、避難時に家族が離れていても、連絡が取れたり落ち合えるような情報が記載されているので安心です。
一緒にファイルを作ることで内容を理解して意識が高まるので、10歳の娘は台風が来るたびにファイルをチェックしています。ちなみに、「もしこれTMファイル」は今後ワークショップが開催される予定です。
子どもと離れている時間が長くても、居場所や連絡方法、注意すべきことを親子で話し合ってシェアしていれば安心できるようになりました。情報共有は、家族ですぐにできる防災対策なので、わが家ではよく話し合っています。
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ライフオーガナイザー 田宮 絵理
HP:働くママが「楽しく楽に」なるお片づけTammy the Organize