おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
50歳過ぎて始まったひとり暮らし。この先の暮らしを充実させたいと思うものの、「1人でもちゃんとご飯を作るだろうか」など、不安も持っていました。
毎日を機嫌よく暮らすためにやってきた小さな工夫が、今は毎日の活力になっています。「今日も大丈夫」という気持ちを持ち続けるために実践していることを3つご紹介します。
■「朝の新しい習慣」朝型生活と散歩の始まり
1つ目は、朝の散歩です。40代後半から、夜がすっかり弱くなりました。ご飯を食べると眠くなり、横になるとうたた寝。朝早い時間がいちばん元気な自分だと気がつき、夜型を朝型に変えました。ちょうど、体力も気になる歳頃でもあり、朝起きて、散歩を始めてみました。
しっかり眠気が覚めない朝でも、着替えて外に一度出さえすれば目が覚めます。散歩ウエア置き場を洗面所に作りました。
顔を洗って、ささっと着替えて外に出ることができる!こんな小さな工夫が、続けるポイントにもなりました。
朝の散歩を始めて3年。今では、朝の新鮮な空気と季節の変化を楽しむようになりました。「そろそろ布団を出そう」「コートの準備が必要かな」、慌ててやっていた衣替えも、頭の中で準備ができるようになり、季節の変化にも対応しやすくなりました。不思議なことに、歩いていると心のモヤモヤが気にならなくなったり、頭の中がいっぱいなときも、思考の整理ができるようになりました。散歩を終えると「今日も歩けた」心の安定にも役立つようになりました。
■「朝ごはんの楽しみ」器とランチョンマット選びから
2つ目は、朝ごはん作りです。料理が得意でもない私が一人暮らしになると、自分のために食事を作れるのか、まったく自信がありませんでした。それでも、「1人でも食事作りを楽しめるようになりたい」。楽しむきっかけとなったのが、器選びです。子育て時代に使いこなせなかった器をランチョンマットに並べてみると、ワクワクしたのです。
以前の記事
>>>自分のために作るご飯作りへ。物を持つ理由を考えることが、暮らし方を見直すチャンスになる
ランチョンマットもシワにならないものから使い始めました。今は、好きなランチョンマットを使いたくなり、シワにならない置き場所を考えました。
レンジ台上の取り出しやすい位置です。以前は、子ども達の水筒の置き場所でしたが、現在はランチョンマット専用の置き場所になっています。今でも「ご飯を作るの面倒だな」と思うと、ランチョンマットを敷くことからスタート。朝ごはんという気楽さにプラスして、好きなもので気分を上げることで、いつの間にか食事作りも楽しくできるようになりました。朝ご飯を目の前に「いただきます」と手を合わせるたびに、「今日も大丈夫だな」と思うように。
■「朝のキッチンリセット」写真を撮って毎日確認
3つ目は、キッチンリセットです。朝ごはんを食べた後、お皿を洗い、調理台の上に出ているものを片づけた後、キッチンの写真を撮っています。
毎日写真に撮って、「できた」とあえて確認をする。これが、私にはとてもいい効果をもたらしてくれました。写真を見ることで、朝仕事を終えたキッチンのゴールが明確となり、淡々と行動できるようになったのです。スピードも上がりました。物の置き場所に迷うものが明確になり、場所を決めることもできました。
以前の記事
>>>【50歳からの暮らしの見直し】台ふきん、食器ふき、手ふき……もの選びから置き場所、管理システムまで
片づけ終わった後の写真を見ることで、「リセットできた、よしよし」と繰り返して思うように。
散歩したり、朝ごはんを食べたり、キッチンリセットできたり、日常のなかのほんの小さなことですが、毎日を前向きに過ごし、「今日も大丈夫」と、軽やかな1日のスタートにつながっているように思います。
気持ちのモチベーションに関する記事はこちら:
・心地よい暮らしには必須!「やらないことを決める」
・片づけたいけど動けない! 簡単にできるやる気を出す3つのコツ
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく