使わなくなった子ども用の押入れを改造! 大人が使えるクローゼットにする方法

おはようございます。
ライフオーガナイザーの浦田友惠です。

新築のとき、2階の押入れを子どもに合わせてつくりました。最初の10年間はとても使いやすく、持っているものにピッタリな収納スペースでした。けれども、子どもが成長すると、押入れのサイズも場所も使いにくくなってきました。

本人の希望で、洋服は子ども部屋の横にあるウォークインクローゼットに移動することになり、空いた押入れは大人が使えるか様子をみることに。試行錯誤を重ねて、次第に身支度クローゼットとして活用できるようになりました。

とても使いやすくなりましたので、どんなふうに作り替えたのか、やり方をご紹介します。

■子ども服を掛けられ、おもちゃや学用品も入る子ども用の押入れ

わが家の子ども用の押入れの形は、上中下段の3つのスペースに分かれています。サイズは、幅129.5×奥行78.5×高さは、上段71.5、中段90、下段67.5㎝。中段には、子ども服が掛けられるように、上段の棚の前にハンガーパイプを取り付けてあります。

奥行が深く、下段には重たいケースなど、たくさんのものが入っていました。次第におもちゃやお下がり、学用品もほとんどなくなり、しかも、子どもは別の部屋で生活し始めました。

■洋服も小物もすべて集めた、大人用の身支度クローゼットへ

その後、部屋は主寝室になり、大人用の身支度クローゼットとして、洋服だけでなく小物や雑貨まですべてを収納することに。リビングや洗面所などに散らばっていた小物も1カ所に集めることにしました。

収納したアイテムは、
上段:バッグ
中段:洋服、アクセサリー、ストール、ハンドバック
下段:靴下、肌着、ハンカチ、ポーチ、折りたたみ傘、ヨガウェア、テニスウェア、仕事着、スチームアイロンなど

■押入れを上手に使うために奥行きと収納用品の使い方を工夫

押入れは奥行きが深いので、“前後でスペースを区切る”ことにしました。手前には使用頻度の高いモノを、後ろにはオフシーズンものなど年に数回しか使わないモノを置けるようにしました。

使った収納用品は、「無印良品」の「ポリプロピレン衣類ケース」「ポリエステル麻ソフトボックス」「ポリエステル麻シャツホルダー」です。ハンガーパイプに吊るすタイプの収納用品を使い、省スペースのオープン棚に。

キャスター付きの「ポリプロピレン収納ラック」を両サイドに配置して、後ろの衣類ケースを出すときに、簡単に移動できるようにしました。

■押入れ収納を使ってみてよかったこと

洋服以外の小物もまとめたことで、身支度にかかる準備時間を短くすることができました。さらに、全体の量が把握できるので、モノが増えることを防いでくれます。要・不要の判断も、つきやすくなりました(ワンピースなどの丈のあるものは、ウォークインクローゼットに吊るしてあります)。

一目瞭然になった前面の配置は、手に取りやすく、戻しやすくなりました。忙しくなりそうなときは、翌日のコーディネートをスタンドなどに引っかけて、身支度を事前に行います。朝は、そこにあるものを身につけるだけなので、気持ちも楽になりました。

子ども用につくった押入れのサイズでしたが、奥行きを前後に仕切って、収納用品を配置すると大人でも十分に使い勝手のよいクローゼットになりました。

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ライフオーガナイザー 浦田友惠
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