忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

中学2年生の娘は、毎朝誰よりも早く家を出て、部活が終わって帰ってくる頃には晩ごはんの時間。なかなか家でのんびりする時間もなく、ましてや片づけをコツコツするのは難しいほど忙しい毎日です。

娘が中学生に上がるのを機に、子ども部屋をDIYで2つに分けました。
>>>成長に合わせた子ども部屋の間仕切り工事を DIYで3万円以内に

忙しい中学生活を送りながら、少しずつ自分の理想の部屋にカスタマイズしていった様子を、本人の了承を得てご紹介します。

■推し活を楽しむ「飾る壁」でホッとできる自分の部屋に

娘には“推し”がいます。子ども部屋の間仕切りを作るとき、壁に「推しグッズを飾りたい」という希望があったので、あえて有孔ボードで間仕切りをつくりました。

いまどきは、SNSでいろいろな推しグッズの飾り方を発信している人がいます。自分で調べては、100均ショップで手頃に買えるアイテムをそろえて、自由に飾って楽しんでいます。

忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

自分の手で好きなようにカスタマイズできるコーナーがあると、部屋への愛着も増し、ホッとできる空間になっていると感じます。

■忙しい毎日にワンアクションで取り出しできるクローゼット

制服の定位置は、クローゼットとは別に専用スペースを作っています。
>>>中学生になったら収納は自分で! 制服の定位置を初めてのDIYでつくる

週6で学校があるので、ほぼ制服かルームウェアしか着ない毎日。とはいえ、私服でもオシャレが気になってくる年ごろでもあります。型くずれさせたくないスカートや、お出かけ先に合わせて変えたいカバンなども増えてきました。

持ち物に合わせて、収納用品をアップデートさせていくことも大切だと思うので、ハンガーを買い足すことにしました。

忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

洋服をかけるのは、「シンコハンガー」の「リバースセットスリムハンガー」、スカート用に「F-Fitクリップバー 」。どちらも、軽くて丈夫で使いやすい。また、定番商品なので買い足しやすいと思い選びました。

忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

カバンを吊るすように、「DAISO」の「バッグ収納ハンガー」も用意。持っているカバンすべてがひと目で見渡せるので、選びやすく出し入れしやすいようです。

忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

使用頻度が低い私服やカバンだからこそ、存在を忘れがち。着たいときにはすべて見渡せるようにハンガー収納にして大正解でした。

■毎日着るルームウェアはフタ無し簡単収納

朝は寝ぼけながらの着替え、帰宅時はぐったり疲れている状態での着替え。もう、引き出しを開けたり閉めたりするのさえ、面倒くさいと感じる生活です。

そこで、毎日着る肌着やルームウェアは、引き出しにしまわず、衣装ケースの上に並べた収納ボックスに入れるだけにしました。

忙しい中高生のための、片づけやすくホッとできる子ども部屋づくり

使用頻度が高いので、フタがなくてもホコリが溜まったりすることはありません。最低限の数で回しているので、多少ぐちゃっとなっても目的のものを見失うこともありません。

整えやすい仕組みを一緒に考えて作ったあとは、過度に手を出さないように気をつけています。平日はたとえ床にプリントが散らばっていようと、クローゼットの中がグチャッとなっていようと、手を出しません。

定期テストが終わったタイミングなどに軽く声かけをして、気が向けば本人がリセットできるよう、ゆるーく見守っています。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI DESIGN

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