おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
早いものでもう6月。最近は季節の変わり目があいまいになりつつありますが、6月から夏服に切り替わる風習はまだまだ健在。みなさんのご家庭でもこの時期に衣替えをする方は多いのではないでしょうか。
わが家でも子ども服の収納スペースが限られているため、年2回の子ども服の衣替えは必須。衣替えは気の重い作業のひとつですが、面倒な作業ほど少しでも楽にできる仕組みが欠かせません。今回はわが家の子ども服の衣替えでのひと工夫をご紹介します。
こちらは下の子たちの衣類収納スペース。
わが家の子ども部屋には備えつけのクローゼットがないため、既存の収納用品を使って部屋の一角にスペースを設けています。ここにはオンシーズンの服のみ収納し、オフシーズンの服は保管用ボックスに入れて別の場所にしまっています。
衣替えは、保管用ボックスから服を出して衣類スペースに収納するだけ。時間にして15分程度で夏服衣類収納の完成です!
短時間でスペースが完成するのには理由があります。それは、しまうときにひと手間かけること。オフシーズンの服を保管する前のひと手間が、次の衣替えを楽にするコツなんです。
■着られなくなりそうな服を簡単にチェックする方法
まずサイズをチェックして、明らかに来シーズンに着られない服をはずします。
子ども服の整理はサイズが判断基準のひとつですが、困ったことに同じサイズでもメーカーによってけっこう大きさが違ったりします。そこで私がやっているサイズチェック方法はこちら。
① 今の時点で来シーズン着られなくなりそうな服を1着選び、念のため子どもに着てもらって大きさを確認します。この服をチェックの基準にします。
② 保管する服のうち、「ちょっと微妙だな」と思う大きさの服は、先ほど選んだ服と重ね、肩位置や身幅・着丈をチェック。
③ ①で選んだ服より大きいもののみ、来シーズン用に保管。
この方法なら、いちいち内側のタグを見てサイズを確認したり、大きさが微妙な服をその都度子どもに着てもらったりすることもありません。
■保管するときはたたみすぎない
保管する服が決まったら次のひと手間、保管用にたたみなおします。たたむ回数ができるだけ少なくなるよう、トップスは肩の位置で袖を内側に折って身ごろを2つ折り。ボトムスは縦半分に折って足の部分をそろえて2つ折りにします。
これは、保管ボックスから出したときにすぐ着られるようにするため。コンパクトにたためばたくさん保管できますが、小さくたたむほど折りじわが増えるので、使うときのことを考えたたたみ方にしています。
最後に、どこに何の服が入っているのかわかるように、中身をラベルに書いて保管ボックスに貼っておきます。湿気の多い場所に保管するのであれば、除湿剤などを一緒に入れておくといいですね。
いかがでしたか?
成長の早い子どもの服は衣替えが大変ですが、しまうときのひと手間が次の使いやすさにつながります。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー吉川圭子
ブログ名:整理収納手帖