「着るものがない」がなくなる! 冬物から初夏へ衣替えをするときのポイント3つ

おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。

以前は、衣替えが億劫で、季節がすっかり変わってから洋服を片づけていました。そのため、季節の変わり目のクローゼットは洋服だらけ。どこに何があるのか把握ができず、「着るものがない」となりがちでした。

■春夏物へは、3・4・5月で3回に分けるとラクになる

「衣替えの何が面倒か?」を考えたとき、これから着る洋服を出すことより、しまう服をお手入れすることがストレスだったと気がつきました。そこで、同じ冬物でも、厚手のものから少しずつしまうようにしたら、衣替えの労力が格段に減りました。

地域により気温の差はあるかと思いますが、石川県に住んでいる私は、春らしさを感じられる3月の春分の日からGWにかけて、3回に分けて衣替えをしています。

「着るものがない」がなくなる! 冬物から初夏へ衣替えをするときのポイント3つ

タイミング①春分の日あたり

厚手のニット、ダウンジャケットなど真冬物を洗濯して片づけ、春先に着られる洋服を出します。

タイミング②4月上旬〜中旬

冬物のコート類をクリーニングに出し、薄手のニット類を洗濯して片づけます。

タイミング③GWあたり

冬物を完全に片づけ、夏物を出します。

季節外の洋服をこまめに片づけると、クローゼットの中は「今の季節に着る洋服」だけになります。「どこに何枚あるのか?」がわかるようになると、「着るものがない」がなくなりました。

夏物から秋冬物への衣替えのタイミングについてはこちらをご覧ください。
>>>【衣替えのコツ】3回に分けてお手入れと見直しをすれば、着るタイミングを逃さない

■迷う洋服は着てみる!「ひとり試着会」のススメ

衣替えは、洋服の出し入れだけでなく、見直しのチャンスです。汚れや傷みをチェックしつつ、「これからのシーズン、この洋服を着たいか?」と自分に聞いてみます。

「着るものがない」がなくなる! 冬物から初夏へ衣替えをするときのポイント3つ

迷ったときは、実際に着てみます。それでも判断がつかない場合は、迷った服を着て一日を過ごしてみます。ふとした瞬間に鏡にうつった自分の姿を見て、顔映りや洋服のヨレ具合にハッとして、手放しの決心がつくことも。「この服を着ている自分は好きか?」を基準に、残す洋服を決めています。

また、洋服を出した段階でコーディネートを考えておくと、いざ着るときに迷いません。

■お手入れをしておけば、着るタイミングを逃さない

長時間保管していた服は、どうしてもにおいやシワがつきがちです。いざ着ようと思ったらにおいやシワが気になり、躊躇してしまったことがよくありました。

衣替えのついでに、シワが気になるものは、洗濯機の手洗いモードで軽く洗うようにしています。時間がないときは、霧吹きをするだけでもシワが目立たなくなります。着たいときに、すぐに着られるようにしておくと、タイミングを逃しません。

「着るものがない」がなくなる! 冬物から初夏へ衣替えをするときのポイント3つ

衣替えが億劫だと思っていたころは、季節に追いかけられているような気分でしたが、この衣替えの方法に変えたおかげで、次のシーズンを心待ちにできています。

ラクにできる衣替えのコツついてはこちらも参考に:
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ライフオーガナイザー 柴田敦子
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