おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

片づけ収納ドットコムの今月のテーマは「イベントグッズの収納」「掃除道具の収納」です。今日ご紹介するのは「掃除道具の収納」について。

隅々まで掃除をこまめにしない私は、窓のサッシや部屋の巾木の上というと、いつの間にかほこりがたまり、取れにくい汚れとなりがちでした。「汚れが、サッと取れない？ 力が必要？」そうなると、掃除をする時間・体力もかかります。見て見ないふりをするようになりました（笑）。

「こまめに掃除しよう」と思いながらできないのは、面倒臭がりのズボラー体質なところも大きく影響していました。道具を取りに行くとなると、後回しにする私がいたのです。そんなときにすぐれた道具と出会い、それをきっかけに掃除道具の収納場所を変えることにしました。そうしたら、ズボラー体質でもマメに掃除できるようになったのです！

■すぐれもの道具は100均の刷毛!!

掃除でも、狭い場所で汚れが取りにくい窓のサッシは、後回しにしがちな場所でした。そんな私が、こまめにサッシを掃除するようになったのは、この道具のおかげ。

はい、100均のペイント用の刷毛です。この刷毛は、狭い場所にも毛先が届き、掃除機では吸い取りにくいところでも、簡単にほこりを掃きだすことができます。所要時間、30秒あれば十分！これなら、ラクに掃除ができます。でも、すぐに思いついたときにやらないと、忘れてしまう私の性格。それまでは掃除道具は洗面所に置いていましたが、「すぐ使えるように…」と置き場所を考えてみました。

■見えない場所で、なおかつ使う場所へ配置

思いついたときすぐに取りかかれるようにするには、使う場所の近くに置くのが最適です。たとえば、窓のサッシ用は、カーテンの裏。

ふさかけにかけています。1階と2階にそれぞれかけています。カーテンの裏に隠れ、見た目にはわからないのがいいところ。ほかにも、玄関の扉内に1カ所、2階の階段を降りる手前に1カ所、合計で4カ所置いています。そう、活躍場所はサッシだけではないのです。

巾木や棚の角、階段も一段一段の端にほこりがたまりがちでしたが、刷毛を使うときれいに取れます。「端がきれいだと、全体もきれいに見える」と聞いたことがありますが、その話、本当でした（笑）。使う場所へ置くことで、気になったらすぐに刷毛で掃いてみるようになりました。なんと、不思議不思議（笑）！少し掃き始めると、勢いがついて、そのあたりすべてを掃きたくなる私を発見したのです。

■行動にあった収納場所を見つけることがカギ

刷毛をちょっと使うだけで、勢いよく掃除ができる自分を発見してから、掃除道具全部の置き場所を見直しました。ほこりは拭き取るよりも刷毛やはたきでほこりを落とし、掃除機で吸い取る方法だとなんとかできています。「これは、近くにはたきがあるともっとマメにやりそう」。予想は的中!！　私の掃除の始まりはほこりを払うことからだったので、刷毛と同じように、はたき道具をすぐ取れる場所に置くことにしました。

いちばん長く過ごすリビングには、天井まで届くはたきをラックにそのままかけています。

ダイニング後ろのふさかけには、白いはたきをかけています。この2本は、道具も大きいので、リビングに居ればよく見える場所。見えても嬉しい、お気に入りの道具を見つけ使っています。見た目だけでなく使いやすさもお気に入り。すぐ使える、お気に入りの道具は、やる気もさらにアップ、取りかかりの一歩が気楽になりました。

思いもしない道具のおかげ（笑）。
100均の刷毛は、扇風機や暖房の掃除、パソコンでも大活躍しています。手触りも柔らかいので、傷がつきにくく家掃除にはいろんな場所で活用できます。まさかペンキ用の刷毛が掃除に使えるなんて!!　なかなかのすぐれものですよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか？
何をしたいですか？

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ：うちらしく暮らしやすく シンプルing

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