おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
新学期もそろそろ慣れてくる時期でしょうか? 今日は、今見えてきたリズムがGWで一度途切れる前に作っておきたい、簡単なプリント整理の仕組みをご紹介します。
わが家の子どもは小6と小2。小6の長男は小学校でいえばベテラン組(笑)。そんな長男が母の私の手助けなしで自分で行っている簡単プリント整理の仕組みです。
■学校のプリントは結局「一時保管」と「処分」の2種類
学校から家に持ち帰ってくるプリントの種類は、「親に渡す手紙」・「宿題などまた学校に持っていくプリント」・「学校からもらったファイルにとじる、行先の決まっているプリント」・「捨てていいか不安だからとりあえず1年は置いておきたいプリント」・「捨てるプリント」の5種類にだいたい分けられます。
そのうち、子どもが自分自身で行き場所を判断しないといけないのが、「捨てていいか不安だからとりあえず1年は置いておきたいプリント」と「捨てるプリント」です。
(*捨てるプリントの中には、使い終わったノートも含んでいます)
この2つのジャッジができないと、どんどん整理が追いつかなくなって、カバンの中や引き出しや本棚にしわしわのぐちゃぐちゃになったプリントが溜まってしまいます。
■「一時保管」にもしっかりと定位置を作る
ポイントは、「捨てていいか不安だからとりあえず1年は置いておきたいプリント」の定位置を作ること。
この場所がないと行先がない(先の前者3つに当てはまらない)プリントは、「捨てる」という選択肢しかなくて、でも捨てるのは不安だからなーと迷っている内に、プリントがどんどん溜まっていくというループになってしまうのです。
定位置は、ボックス1つでOKです!
わが家は100円ショップセリアの紙製ボックスを使っています。
このボックスに1年分のに処分を迷ったプリントを入れていくだけ。教科も関係ないし、わが家は兄弟2人で1つのボックスです。
そんなざっくりルールでも、万が一あとから必要になったプリントが出てきたときも、勝手に時系列に積み重なってるのですぐに見つかるのです。
ボックスの置き場所はというと…
リビング横の和室の奥の押入れをDIYした納戸スペース。
襖を少し開ければ1アクションで入れられる場所。
ランドセルスペースが和室入ってすぐ右側のスペースにあるので、いらないと思ったときにすぐに行動に移せます。
■“一時保管”は安心材料的な居場所
「万が一必要になったら」と書きましたが、たいていもう一度見返すことはなく、1年後まとめて処分することになります(笑)。
要は、処分するタイミングを2段階に分けているだけ。それだけなのですが、この安心材料的な居場所があるだけで、子どもも気軽にプリント処分の判断ができ、自分一人でプリント管理ができるようになります。
自分でできるようになるには、グレーゾーンを用意して挑戦しやすくするのが鍵かもしれませんね。そして、この小さな“できた”が、きっと次の“できた”に挑戦する力になってくれるのです。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん