おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
「子どもが自分で“できる”仕組みにしたいです!」
片づけサービスの中でもご要望の多い仕組みづくりの1つです。でき上がった仕組みを子どもがゲームのように楽しんで、毎日使ってくれたら一番だなと思っています。
以前も、子どもの剣のおもちゃをゴムを使って収納する仕組みを紹介しましたが、今日もそれと同じくらい子どもには人気の仕組みをご紹介します!
>>>子どもが自分で片づけられる部屋づくり(後編): 思わず片づけてしまうトラップを仕掛ける?!
■鉛筆を削るのがめんどくさい……。その理由は…?
事の始まりは、子どもが「鉛筆を削るのがめんどくさい…」と言って、丸まったままの鉛筆を持って学校に行き始めたこと。何度、「書きにくいから削っていきなさい」と言っても「めんどくさい。大丈夫」と聞かなかったのです。
そのとき、ランドセルなど学用品はリビング横の和室。鉛筆けずりはというと、少し離れた子ども部屋に置いてありました。
鉛筆けずりの置き場所は、理想は、よく宿題をするダイニングテーブルの横のこの黒いアイアンの棚。でも、真っ青な鉛筆削りをここにどーーんと置くのは、私自身が「せっかくおしゃれにしたのに……」と抵抗がありました。
■隠しちゃっても使い勝手は悪くならない。その秘密は…?
そこで思いついたのが、見えないようにボックスの中に入れること。でも、使う度にボックスから出さなければいけないのは、それこそめんどくさい。というわけで、こうなりました!
???ボックスに刺している?
ラベルを入れるところを切り抜いて、そこから鉛筆を刺すと鉛筆削りにうまい具合に鉛筆が刺さり、鉛筆が削れる!という仕組みにしました。
■“めんどくさい”も、楽しくなれば、子どもも思わずやっちゃう
“すき間にうまく刺したら鉛筆が削れる”、これが子どもにとってはゲームのように感じたようで、めんどくさいと思っていた鉛筆削りは、“学校の用意の中でいちばん楽しいこと”となりました。
当然、丸まったままの鉛筆で登校することもなくなっています。
思わずやっちゃう・やりたくなるような仕組みを、暮らしの中に散りばめることができれば、大人がガミガミ言わなくても子どもは自分からすることができるのかもしれないですね。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん