取り込んだ洗濯物の“置きっぱなし”を防ぐ3つのポイントとは

おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。

洗濯の「洗う」「干す」「しまう」作業の中でも、取り込んだ洗濯物が片づけられないなど「しまう」作業の悩みは多いと思います。「干す」ハードルが下がった、洗面所での室内干しに続き、「しまう」ハードルを下げて洗濯物の置きっぱなしを防ぐ3つのポイントをご紹介します。
>>洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

■ポイント1:物干しから収納場所までの距離を短くする

収納場所が遠いと、たどり着くまでについついその辺に置いてしまいませんか?
わが家では一時置きを含め、洗面所での室内干しで取り込んだ洗濯物を3メートル以内の収納場所にしまっています。その辺に置いてしまう前にしまえる距離なので、置きっぱなしが防げます。

収納場所はこの3カ所。

1:洗面所の物干しからの距離0メートルのチェスト

タオル類、大人の仕事着・部屋着・下着を収納。引き出しを開けておいて、洗濯物を取り込んだその手で、立ったまま振り分けながらしまっていきます。

2:洗面所を出て物干しからの距離1メートル以内のチェスト

子どもの服や下着を収納。取り込んだ子どもの服などは、チェスト横の床にポンポンと置いていって、最後にまとめてしまいます。場所がリビングなので、だいたい子どもが近くにいることが多く、最近では「自分の服しまってね~」と掛け声をかけるだけ。子どもも、すぐにしまえるのがわかっているので、割とすぐに動いてくれます。

3:洗面所を出て3メートル以内の階段の上り口のフック

ついでのときに持って上がれるよう、2階のクローゼットへ収納する洋服の一時置き。洗面所から2階のクローゼットに持っていくのはハードルが高いので、一時置きの場所を作っておいて、2階に上がるついでのときに持って上がるようにしています。一時置きの洗濯物があっても、ロールスクリーンを下せば気になりません。

■ポイント2:たたむ作業は必要最小限に

私はたたむ作業がどうしても苦手。全部たたむ仕組みにしていたら、間違いなく置きっぱなしになってしまいます。そのため基本はハンガーのまま収納し、たたむものは必要最小限。タオルや仕事着・子どもの服などよく着るものを、立ったまま膝の上でざっくりとたたんで洗面所などの引き出しに入れていきます。

下着や靴下などそれほどシワが気にならないものは、細かく仕切っていない引き出しにそのままポンポン放り込むだけにしていますが、靴下や下着がシワシワで困ったことは一度もありません(笑)。

2階のクローゼットにしまう洋服は、取り込んだハンガーごと階段上り口→クローゼットと移動させるだけなのでたたむ作業はありません。

■ポイント3:収納にゆとりを持たせる

引き出しがパンパンだと、開けるにも閉めるにも引っかかってストレスになって、周りに置きっぱなしになりがちです。そのため、8割ほどの量になるように、今着る物だけにし、ときどきしか着ないものは、別の場所に移動させます。

引き出しの中に自然とゆとりができ、ふんわりと入るので、入れるのも取り出すのも楽にでき、押し込まれてシワになるのも防げます。

洗濯物が置きっぱなしでお困りの方の参考になれば嬉しいです。

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