おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
夫の転職によって、関東に引っ越すまでのドタバタ劇をお伝えしてきましたが、
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今回はいよいよ大阪の家を手放しての引っ越し本番。10年キープしていたものを手放せたり、買取り結果が総額3万5512円になったりと、メリットいっぱいだった引っ越し準備編をご紹介します。
■引っ越しをチャンスに変えるなら、買取りは1カ月以上前に
引っ越しは暮らしを見直すまたとない機会!ものが少ない方が落ち着く私は、次の暮らしに「要るもの」と「不要なもの」を分けることに時間をかけ、引っ越しまでに4社、計5回の買取りサービスを利用して、買取り金額は総額3万5512円になりました。
今回やってみて感じたのは、引っ越しをチャンスに変えるなら「要るもの」と「不要なもの」の仕分けは、1カ月以上前に取り掛かるのがオススメということです。
というのも私の住んでいた市では、複雑ごみの収集は大型、小型それぞれ月1回だけ。それ以外に引っ越しでごみが出る場合は1カ月〜14日前までに転出ごみの申し込みが必要で、直前に手放すことにした家具が買取り不可で慌てて収集申し込みをしたり、大物の買取り後に出てきた不用品が少量すぎて出張買取りを利用できずに処分する羽目になったりと、かなりヒヤヒヤしたからです。
買取り業者では、状態が良くても組み立て家具、人気が低いもの、出回っている数が多すぎるものなどは買取り不可になることがあるようで、これが引っ越し直前だと困りますよね。私もギリギリで、危うく不要な家具を持って引っ越す羽目になるところでした(汗)。
早めに仕分けができていると、余裕を持って買取り業者に依頼できたり、買い取ってもらえなかったものもごみの日に無料で処分することができたりして、使えるのに処分する、使えないものを引っ越し先に持っていくという残念な事態を避けられます(笑)。もう使わないものがありそうなら、早めに荷造り!の前に、まず「仕分け」が良さそうです。
■時間が経ったからこそ見極められる、思い出の品
かなりのものを手放した今回の引っ越しでしたが、感じたのは時間が経ったからこそ手放せたものが多かったな、ということでした。
たとえばダンボール一箱分あった10年前の結婚式の思い出グッズは、今回の見直しでこんなにもスッキリ!
約6年前の前回の引っ越しでは、夫の許可が下りず(笑)、そのときの引っ越しダンボールに入って天袋にしまわれていましたが、今回は確認すると、「懐かしいな〜、忘れてたわ〜、オッケー!」と軽い返事が帰ってきました。
私も結婚祝いに頂いた食器や新婚旅行先で買った食器など、好みと違ったり趣味が変わったりして使わなくなった食器類を、天袋に押し込めていましたが、「この機会にこそ!」と調べて見ると、なんと中古でも買取りしてくれるところ(日晃堂)が見つかり、丁寧に査定してもらえて、使わない食器を押し込めていたダンボール箱が4,000円に変わりました(笑)。
(買取りは、写真に写っていない食器も含む)
誰だってまだ使えるものを処分するのは心苦しいもの。次に使ってくれる人がいると思うと、気持ちよく手放せますね。
直後はすべてが思い出の品に見えたり、思いがつまっているように感じたりして手放しにくかったものも、時間が経つと「何が本当に“思い出の品”なのか?」「本当に残したいものは何なのか?」が、落ち着いて見極められるようになるのかもしれません。必要と残したものや、思い出の品も、しばらく寝かせた後に見直すと良さそうです。
■手放せるかどうかは、メリットの有無にかかっていた!
今回私が手放したかったものの1つに、子どもの遊ばなくなったおもちゃがありました。でも以前子どもと仕分けしたときに、おもちゃをすべて床に広げた挙句にほとんどを「手放さない」と言われたことがあったので、今回は諦めてそのまま引っ越しのダンボールに詰めようかと考えていました。
そんなときふと、「私はものが少ない空間が好きで、メリットを感じているからものを手放せるけれど、彼女にとってものが少ない空間になんの価値も感じていないから、おもちゃを手放す意味がないんだ」と気づきました。考えてみれば、自分には何のメリットもなく、ただ遊べるおもちゃが減るだけ、なんて嫌ですよね(笑)。
そこで、「買い取ってもらった金額で彼女が今欲しいおもちゃを買おう!」と提案、彼女のメリットを作ってから仕分けてみると……、これまでにないくらいの量のおもちゃを整理することができました!
ただ1つ困ったのがベビージム。以前から、見ると「遊びたい」と言い出し面倒なので、見えないところにしまいこんでいましたが、今回も見つけて、「また遊びたいから手放さない」と言うのです。母としては、これこそ真っ先に手放して欲しいものナンバーワンだったのですが(汗)。諦めかけたときにふと遊びきったら気持ちよく手放せるのかも?と思い、「じゃあ手放す前に出して遊ぼっか?」というと、大喜び。ベビー時代に戻ってひとしきり遊んだら満足したようです。
私としては引っ越し準備の最中に箱にしまってあるものを出すのは、この上なく面倒だったわけですが(笑)、最後に思いっきり遊ぶから気持ちよく手放せるということもあるんですね。無事、買取りに出すことができました。
今回の引っ越しでは、「物=思い出」と考えるタイプの夫もかなり手放し、私もこれまで買取先を決めるのが億劫で溜め込んでいたものを次々と整理することができました。おかげで買取り金額は想像以上!新居がスッキリして、臨時収入もなんて、もう言うことありません(笑)。
どうやったって仕分けはパワーがいること。
普段の生活の中ではなかなか思い切れないことも、新しい暮らしが待っていて、リミットもはっきりしている引っ越しだからこそ、「思い切れた!」「面倒でも頑張れた!」ということが多かったので、本当に大きなチャンスになりました。
次回は、引っ越し後。そのまま使っているものや、手放して正解だったものなど、新居でのモノ選びをご紹介します。
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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」