おはようございます。
ライフオーガナイザーで、現役会社員でもある手塚千聡です。
自宅は、67㎡と比較的コンパクトなマンション住まいです。今日は、そんなわが家で、部屋のスペースを確保したまま、収納スペースを増やしてくれた“有孔ボード収納”についてご紹介します
■フックは便利。だけど位置決めが難しい?!
コンパクトな住まいですが、なるべく家具は増やさずに、ものは作り付けの収納にしまうことで、スペースの確保を心がけています。
でも、よく使うものはしまいこまずに、すぐに取れるところに置いておきたいと思うときも。そんなときによく使っているのが、石膏ボード壁に使えるピンを刺すタイプのフックです。ピンの跡が目立たず、ある程度の重量にも耐えられるので、わが家でもよく使っています。
ただ難しく感じるのが、「取りつけ位置を決めなくてはならないこと」。誰がどんなふうに使うかを想定して取りつけたら最後、微調整はなかなかできません。商品によっては一度刺したピンを引き抜くのは至難の業です(写真の「無印良品」のフックは簡単です)。
目立ちにくいとはいえ壁に穴をあけるので、何度も抜き差しするのは抵抗があります。特に子どものものは、成長とともに取りやすい位置も変わり、位置も変えたくなるもの……。
そこで自由にフックを付け替えられる、有孔ボードを使ってみることにしました。
■有孔ボード壁で、収納家具いらずのキッズスペース
最初に取り入れたのは、リビングダイニングにあるキッズスペースでした。それまでも、子どもたちのおもちゃ収納はオープンシェルフに入れてみたり、すべてを押し入れにしまってみたり、試行錯誤をしていました。
そのなかで、便利で省スペースだったのが、種類別に色の違う布バッグに入れて壁のフックにかけておく収納。重いものでもOKなフックを使いましたが、付け外しが難しく、子どもの成長とともに高さと中身を変えると思うと、憂鬱に感じるほどでした。
ちょうど壁の1面がくぼんでいたので、ここに全面有孔ボードを張ることに。DIYするには大掛かりだったので、壁収納がお得意な「スタイリングギャラリー」さんにお願いしました。その後、家族でペンキを塗って完成。
ぬいぐるみやレゴ、パズルを入れた袋のほか、ベランダで使うアウトドアチェア(黄色の袋)や子どもたちの絵も飾れる大容量の収納スペースになりました。
■賃貸住宅でもできる有孔ボードの壁面収納
もう一カ所、最近有孔ボードを取り入れたのが、リビング学習デスクを置いた壁です。
それまでデスクまわりで必要なものは、デスクの両脇に置いた「無印良品」のスタッキングシェルフにしまっていました。子どもたちの様子を観察してみると、作業しながら出すこまごました文具は、サイドのシェルフだと少し取りにくそう。それなら奥の壁を有孔ボードにしてみようと思い立ちました。
ただ、奥の壁はコンクリートなので、直接取りつけるのは難しく、両サイドのシェルフにねじ留めすることに。家具に取りつける方法は、賃貸住宅にお住まいの方にもおすすめです。
大きな有孔ボードは重量があるので、取り付ける場合はしっかりした耐荷重のシェルフがおすすめです。DIYが苦手な方なら、壁とデスクで挟んでしまえばねじ留めすらいらないかも。その場合は、有効ボードと壁との間には少しスペースが必要なので、注意してくださいね。
デスク奥の有孔ボードには、シェルフブラケットと呼ばれる部材を取りつけ、アクリル板を乗せて棚を設置。棚には鉛筆削りやペントレイを置き、はさみや虫眼鏡はフックにひっかけるだけにしてみました。
完成したときは、子どもたちも大喜び。これまで以上にデスクでお絵かきしたり本を読んだりする時間が増えたような気がします。
空間を有効活用できる有孔ボード、購入はホームセンターやネットショップで可能です。カットサービスをしているところも多いので、よかったらお試しください!
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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