小さなお子さんのいるお家にすすめたい LED電球の選び方

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

10年前はほとんど普及していなかったLED電球ですが、ここ数年で一気に普及が進みましたね。LED電球のメリットといえば、節電効果が高いことばかりが注目されがちです。実は、普通球ではなかったさまざまな機能がついて、よりLED電球のメリットが増えていることをご存知ですか?

今回は、とあるお悩みをお伺いしたときにひらめいた、“子育てに効くLED電球の選び方”について書いてみたいと思います。

■子育てに効く!人感センサー付きLED電球

子育て中のお母さんのお悩みは、こんな内容でした。
「子どもが自分で顔を洗ったり歯を磨いたりするようになってほしいから、いろいろと工夫したのに、そもそも洗面所を怖がって一人でいけないのです」

“暗い=怖い”というお子さんはとても多いと思います。うちの4歳の息子も、「トイレとそこに行く途中の廊下が暗くて怖い」という理由で、おもらし寸前までトイレを我慢することも……。年齢とともに乗り越えていくのだと思いますが、できれば、今すぐ!乗り越えてほしいのも本音です。

小さなお子さんのいるお家にすすめたい LED電球の選び方

そこでオススメしたいのが、人感センサー付きLED電球です。今までは、人感センサーをつけるためには照明器具ごと替えるか、もしくはセンサーを別につける必要がありました。でも、この電球のおかげで、工事不要!あっという間に、人感センサー付きに替えることができます。

廊下の電球とトイレの電球をこれに替えることで、“暗い廊下を通って”“洗面所についたらスイッチを押して”という、子どもの心理的ハードルをぐんと下げてくれますね。

小さなお子さんのいるお家にすすめたい LED電球の選び方

暗くないおかげで、4歳児も1人で洗濯物を入れに行けます

■買い間違え防止!人感センサー付きLED電球の選び方

お手持ちの照明器具の電球を、普通球や蛍光ランプから交換したいときにチェックするポイントは4つあります。

1:電球の口径をチェック

多くの電球はE26とE17のどちらかです。

小さなお子さんのいるお家にすすめたい LED電球の選び方

2:明るさをチェック

LED電球の明るさはルーメン(lm)で表記されていますが、同等品として普通球の消費電力ワット数も併記されています。照明器具の対応している明るさのものを選びましょう

3:電球の色をチェック

“あたたかい光の電球色”、“太陽の光に近い昼光色”、“青白い光の昼白色”、電球色と昼光色の中間“自然なあたたかさの温白色”は近年人気の新色です。

4:密閉型の照明器具かどうかをチェック

人感センサー付きライトは密閉器具には対応していません。お手持ちの照明器具が密閉器具ではないかをチェックしましょう。

小さなお子さんのいるお家にすすめたい LED電球の選び方

この4つのポイントをクリアできれば、あとは普通に電球を交換する作業と同じです。あっという間に、ご自宅の照明器具が人感センサー付きに替えることができます。

■ほかにもある高機能LED電球

LED電球は電球という枠を超えて、もはや一つの家電と言っても過言ではありません。

LED電球は単体で場面に応じて、色温度(光の色)を変えることができるものもあります。過去の記事でも、エディターの会田がダイニングテーブル上の照明器具を、調色できるものに替えて、リビング学習にピッタリのスペースにしています。
>>>学習机なし&リビング学習の照明問題を解決! 調光・調色できる照明とは?

もともと照明器具がない場所に、手軽に人感センサーライトを増やす方法もあります。エディターの秋山が紹介したこのIKEAのセンサーライト、実は私も買いました。
>>>リピ買いするほど便利!!IKEAの「OLEBY」センサーライト

個人的に今買おうかと迷っているのが、シャープのプラズマクラスター付LEDライト。 わが家のトイレには換気扇がないのですが、照明器具一つで消臭機能までが期待できそうです。

このように、LED電球は節電や長寿命というメリット以上の機能があります。生活のちょっとした“困った”を解消してくれるかもしれませんよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

照明の便利な使い方に関する記事はこちら:
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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
ブログ:建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”

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