おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に暮らす共働きライフオーガナイザーの金田友美です。
いたるところがスモールスペースのわが家、さらに共働きでゆっくりと買い物の時間が取れず、多すぎても少なすぎても困る消耗品のストックは悩みの種でした。
トイレットペーパーや、ボックスティッシュなどのかさばるものの置き場所はもちろん、気がつけば、ストックが切れていることが多い歯ブラシや食品用ラップ。買いすぎて置き場所に悩むことや、最後の一つを使い切って慌ててスーパーに駆け込むことが多かった日々にうんざりして「はたしてわが家の適正量はどのくらいなのか?」と消耗品のチェックを始めてみました。
■いつどこで何を買った? まずはリストを作って「見える化」を
まずはメモを片手に各部屋をまわって、消耗品をひたすらリストアップすることに。その際溢れているものはないか、今後買わなくても良い、不要なものはないかも合わせてチェックしました。ちなみにわが家は洗面所とキッチンの2カ所を確認し、メモに要した時間は約15分でした。
その後はリスト作成です。項目は「商品名」「購入手段」「購入日」「購入場所」「金額」の5つとしました。
その後は、すぐに書けるようにリストをいつも持ち歩く手帳に挟み、ひたすら手書きで書き足すようにしましたが、レシートなどを見ながら、パソコンでまとめて作成しても良いかもしれませんね。
■「なくなったら買う」を2カ月実践。購入パターンが見えてきた!
こうして完成したリストを元に「在庫が0になったら買う」を実践し、いつもどおりの買い物を2カ月続けました。2カ月というのは、3人暮らしのわが家でリストアップしたものほぼすべてを1回以上購入したからです。
すると、購入場所が品物によって決まっていたり、あるいは品物は決まっていても都度違う商品を選んでいることもわかりました。
たとえば洗剤や柔軟剤の詰め替えなど重いものはネット、かさばるけれど安売りが多いトイレットペーパーやボックスティッシュは近所のドラッグストア、ゴミ袋や排水口ネットはドラッグストアまたは100均で購入していました。
また、洗濯洗剤はお気に入りがあったのに、シャンプー類は、職場近くの激安ドラッグストアで、そのときセールになっているものを購入しているこだわりのない自分にも気づきました(笑)。
■ものに合わせて購入頻度、購入手段を決めてラクチン管理を実現
リストを使い、自分の購入パターンをすべて見える化してみると次のことがわかりました。
・重いもの、かさばるものは予算に応じてネットと実店舗を使い分けている。
・こだわりのある商品と、価格で決めている商品がある。
・消耗品の買い出しは、品物を吟味するより楽に済ませたい。
以上を踏まえて、いよいよ消耗品リストの完成版の作成です。
わが家の場合、購入手段はものと予算に応じてネットか店舗かを決定。収納スペースを考え、ストック量は「今使っているものプラス1」としました。購入頻度はものに合わせて、「1カ月に1回」「1.5カ月に1回」「2カ月に1回」としました。
また、最初にリストアップしたもので2カ月間一度も購入しなかったものは、必要になったら買うことにして、管理リストから除外しました。ちなみに、このリスト作成中に子どもがオムツを卒業したので、ネットの定期便を解約してリストから削除しました。
収納スペースは変えられないけれど、収納するものの数は管理できます。こうして購入パターンを決めることで、多すぎず少なすぎない、消耗品のストックの楽チン管理が実現できました。
生活の変化によって品物や購入手段、購入頻度を変えたり、特売日なども計画に入れたり、常に今の暮らしにあった「わが家の消耗品リスト」。良かったら活用してみてくださいね。
消耗品のストックの収納法&管理法はこちらも参考に:
・無駄遣いが減る!ストックの管理は、こだわり度でルールを分けるとうまくいく
・食品ロスをなくすパントリー収納。秘訣は“しっかり”と”ざっくり”の合わせ技にあった!
・それって本当に「お得?」消耗品だからってパッと見の安さだけで選んでいませんか?
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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた