おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
わが家の解体工事が始まる前の週に、仮住まいへ引っ越すことになりました。
9年半前にこの家に引っ越してきたときは、夫婦二人の荷物だけでしたが。9年半で、子どもが2人生まれ、荷物の量も倍増。ミニマリストとは程遠いわが家ですので、引っ越しも準備と段取りが肝心です。
■前向きに“お家丸ごと片づけ”を進めるコツ
新しく家を建てるときには、適切な収納量を見定めるため、“お家丸ごと片づけ”をオススメしています。
>>>注文住宅で失敗しない 本当に片づく家を建てる(その2)
それは、プロである私の自宅でも例外ではありません。わが家は夫婦と娘、息子の4人家族。家族の協力なくしては“お家丸ごと片づけ”は進みません。そこで、家族と前向きに片づけを進めるために、こんな工夫をしてみました。
片づけの前に「新しい家は、どんな家にしたい?」と、家族それぞれの希望を聞きます。間取り図と一緒に3Dパースも作って、夫や子どもたちに見せると、イメージがふくらみやすいですね。
「この家に必要なものだけ持って引っ越そう!」と言うと、子どもたちの片づけもスムーズ。ちょうど、誕生日やクリスマスをはさむ時期だったのですが、引っ越しの邪魔にならないよう、なるべくコンパクトなものを選んだほどです。
■市の無料回収を利用して計画的に不用品の処分を
片づけが進むと出てくるのがゴミです。今はゴミの分別もかなり細かく指定されているので、捨てるのも簡単ではありません。特に難しいのが不燃ゴミの分別ですね。
私の住む市では、不燃ゴミの中でも長さ1m以内の粗ゴミと、それ以上のサイズの粗大ゴミとで、回収のルールが違います。
・粗ゴミは月に6点まで無料
・粗大ゴミは品目によって有料処理券を購入
無料の粗ゴミ回収を最大限に利用して、不用品の処分を進めるため、引っ越しの5カ月前から片づけに着手。“月に一度、粗ゴミに6点出す”という目標を設定しました。
捨てる量があまり多くないので、週末に数時間だけ片づけをするだけで、ちょうど上限になります。まだ使える上に、処分するとお金がかかるものは、周りで欲しい人がいないか、声をかけてもらってもらいました。
不燃ゴミの処分の仕方は、自治体によって違います。引っ越し前、引っ越し後の自治体のルールをしっかり下調べしておくことが大切ですね。
>>>【実録】知らずに大失敗!「引っ越し前にやっとけば良かった!」と後悔したこと
■引っ越しの荷造りは“使いながら”を可能にする100均Box
引っ越しの日時を決めたのが、引っ越し日2カ月前でした。すぐにダンボールをもらえたので、荷造りをぼちぼちと始めました。まず、手をつけたのは、残り2カ月の生活に不要なもの。使わないので、箱詰めしてしまっても困りません。
すぐに箱詰めするかどうか迷ったのが、“使用頻度は低いけど使うかもしれないもの”です。
使うかもしれないと、ギリギリまでおいておけば、直前にバタバタするのは目に見えています。そこで、100均で蓋つきダンボールボックス(「セリア」のPlenty Box:高さ25.5 x 幅24 x 奥行34cm)を買ってきて、品目ごとに分けてしまっておくことにしました。
小さめのダンボール箱なので、こまごましたものを仕分けておくのにもぴったり。付箋でラベリングをしておくことで、中に何が入っているか家族にも一目瞭然!
さらに便利なことに、仮住まい先ではこのまま並べて収納として使えます。戻ってくるときもこのまま運べるので、荷造りの手間もちょっと省けますね。
■引っ越し前日、二度とできない“思い出づくり”
引っ越しの前日、子どもたちと約束していた“あること”をしました。
それは、部屋の壁いっぱいに落書きをすること!
解体してしまうお家だからこそ、できることですよね。新居になれば、しばらくは「壁に触らないで!」を連発することになると思うので、これが最後のチャンスです。子どもたちは壁いっぱいにペンで絵をかき、私はお家の間取り図をかいて、この家の気に入っていたところを書きました。
夏は暑いし、冬は寒いし、雨漏りもする、居住環境としては最悪なお家でした。それでも、子育てに奮闘してきた思い出の詰まった家、ついつい感傷的になります。とはいえ、引っ越しの荷造りがギリギリまで続き、しみじみできる時間がなかったのが実際のところです。
他にも、子連れ引っ越しならではのコツはこちら。
>>>【子連れ引っ越し】子どもがすぐに遊べるようにするためにやってよかった3つのこと
次回は、“間取りづくりのリアル”をお届けします。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”