おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
風邪の季節や花粉症の時期には大活躍するマスク。近年では、1年を通してマスクをつける方も増え、感染予防や防災グッズとして備えておくものの1つとなっています。
そんなマスクを、みなさんどこに収納されていますか? 片づけのプロ7名に聞いてみると、これがみんな違っていました。どんな理由で置き場所を決めているのかを取材してみました。
■使用頻度が高いので取り出しやすいリビングで収納
「外出時に予防のためにつけることが多いです」と話すのは、木原ことのさん。ご主人も、交通機関を利用するときには、必ず使っているそう。そんな木原さんのマスク収納は、リビングの棚にある薬箱の中。ストックの置き場所は、薬箱の横に作り、薬箱のマスクがなくなると補充しているそうです。
前日に、使う枚数だけリビングの机の上に準備しておき、リビングで装着して出かけるそう。
「私もリビングの薬箱の近くに収納しています」と話すのは、愛川美徳さん。家族みんなが通るリビングにある三段ボックスに置き場所を作っています。
花粉症がある愛川さんは、マスク抗菌剤なども使うことがあり、マスクを取り出すときに使いやすいように、引き出しに一緒に収納しているそうです。
■「忘れた」と思い出すことの多い車の中に保管
「私は車で出かけることが多いので、車のダッシュボードに置いています」と話すのは、中原恵さん。使用頻度は少ないので、車の中の保管で十分なのだそう。
「私も以前は薬と一緒に収納していましたが、忘れて出かけることが多く、それからは車に置いています」と話すのは、山本優子さん。中原さんと同様、ダッシュボードで箱ごと保管していますが、それとは別に「持ち歩き用」として4〜5枚を別ケースに入れて常備してるそう。
ご主人が必要なときは山本さんが車から取り出して渡しているのだとか。「車の中で保管」という発想がなかった私には、ちょっとびっくりしましたが(笑)、でも、地方では車を使って出かける方も多く、私もそのひとり。確かに「忘れた!」と気づくのは車の中が多い(苦笑)。私もさっそく、車の中に予備として入れておくことにしましたよ。
■毎朝持ち出すカバンや財布の置き場所の近くに収納
「わが家は、夫が毎日使うので、カバンや財布を置いているクローゼットの中に置き場所を作っています」と話すのは、林真悠子さん。ここだと、出かける前に一緒に準備できるので忘れないそう。
マスクは、メンズサイズでも入る粘土ケースに入れて収納しています。すぐに取り出せるように蓋は外しています。
■「外で使うもの」と一緒に玄関に近い場所に収納
「わが家は、2階の廊下収納に置いています。2階がリビングなので、出かけるときにマスクをとって階段を降りるからです」と、加藤まり子さん。ここは、外に出かけるときに持っていくものを置く場所だそう。100均のケースに入れて収納しているそうです。
実は、わが家も加藤さんと同じ理由で、玄関にある収納棚に、ハンカチや帽子などと一緒に置いています。
使っている収納ケースは、セリアのウェットティッシュケース。
以前は、買ってきた箱のまま収納していましたが、使用頻度が少ないので、蓋があるケースに入れ替えることにしました。一度に移し替えるために、ケースを2つ使っています。
今回、取材してわかったことは、マスク1つの置き場所も、使用頻度や誰が使うのかで場所が違うこと。「忘れた!」をなくし、使いたいときにすぐ取り出せる場所は、使う人の行動にヒントがあるようですね。
マスクの収納に関する記事はこちら:
・うっかり忘れがちなハンカチやマスク。 “お出かけセット”はクローゼットの引き出しに定位置を
・外出時に忘れがちなアイテムと玄関の散らかり防止グッズは、“まとめて玄関収納”で解決!
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく
写真:1枚目/木原ことの 2枚目/愛川美徳 3枚目/中原恵 4枚目/山本優子
5枚目/林真悠子 6枚目/加藤まり子 7〜8枚目/秋山陽子