おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に住む共働きライフオーガナイザー金田友美です。

日々増え続ける書類の保管にうんざりしていませんか？ 何年も保管しなくてはいけないものや、提出しなくてはならないもの、かと思えば、気がつけば保管が必要なくなったものが紛れ込んでいたり……。

私は、過去に、必要なものが見つけられない書類の山にうんざりして、スッキリきれいに整った収納に憧れて細かく分類し、失敗したことがあります。

まずは細かく「保険」「保育園」「健康診断」「仕事」など行事ごとに分類してみました。が、いざ分類のとき、曖昧なものは「これはどこに分類？」と悩んでしまい、結局、細かすぎる分類を断念。次に保管の期限別に分けても、期限がまちまち過ぎて、やっぱり断念しました。

「ズボラな私にきっちり収納は無理だ！」と気づき、現在は、超ざっくり収納でまずまず快適な書類管理ができるようになりました。

今日は、そんなズボラさんでもできる、書類の分類・保管方法について紹介します。

■細かな分類不要！家族別のファイルボックスで超ざっくり収納

項目や期間で分けると、種類が多過ぎて手に負えない。そこで思いついたのは、家族別に分けることでした。

わが家は3人家族なので「私」「夫」「子ども」と3つ。そのほかに収集ゴミの分類表や、行きたい旅先のパンフレット、家電の取扱説明書など「家族共有用」に1つと、全部で4つのファイルボックスを用意しました。同じ保険の資料や、税金関係でも、夫のものは夫用ボックスに、私のものは自分のボックスに分類しました。

項目別のほうが探し出すとき楽な場合もありますが、私の場合は、「私のものはすべて必ずここにある」というほうが安心感がありました。また、夫に書類のありかを聞かれたときに、「この中に必ずあるからここから探して」と夫用のボックスを渡せば問題解決です。

さらに、基本的にお互いのボックスの中身には干渉しません。仕事のものを入れようと、趣味のものを入れようと「ご自由にどうぞ」のスタンスです。

その代わりボックスに入りきる量まで、というのがルールです。たとえファイルがいっぱいでも、乱雑でも、“夫のもの”なので、片づいていないことにイライラしなくなることは、思わぬメリットでした。

■「無印良品」のファイルボックスなら見た目スッキリが実現

わが家で書類整理に使っている収納グッズは、「無印良品」のポリプロピレンファイルボックスです。背表紙をおもて面にしておけば、見た目もスッキリで、サイズや色がバラバラな書類も気になることはありません。

来客があるときや使用頻度に合わせて、どちらをおもて面にするか決めても良いかなと思います。

わが家は目につきやすいリビングにファイルボックスを置いているため、背表紙をおもて面にしています。すぐに自分のファイルを見つけられるように、背表紙に家族のイニシャルをテプラで貼っています。いちいちボックスをひっくり返さなくても、必要なボックスをすぐに見つけ出すことができるので、楽チンきれいが好きなズボラさんにおすすめの方法です。

■書類がたまったら定期チェックで入れ過ぎ防止

年に一度の人間ドックの結果や、月一回配られる市の広報誌、家電を買い替えたときなど新しい書類が増えた時点で、入れ替えをして入れ過ぎを防止しています。そのときに、全体を見直してもう必要ないものは処分、または思い出として長期保存しておきたいものは別の場所に移動させておきます。

特定の項目の書類だけが多いと感じる場合は、専用ボックスを別に用意してもいいかもしれません。わが家の場合は、保育園でもらうお知らせや書類が多いので、個人用とは別に専用のファイルを用意しました。

家族の使い勝手に合わせて、使いやすい方法を見つけ出してみてくださいね。

“書類整理”に関する記事はこちらも参考に：
・書類があふれて片づかない！ そんなときは入ってから出るまでの書類の『流れ』を見直そう
・書類整理が苦手な片づけのプロが、ファイルボックス・クリアファイル・リングバインダーの代わりに選んだ3つの収納用品

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ライフオーガナイザー　金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた