おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
衣類の乾燥と部屋の加湿を両方叶えたい。そのため冬場は室内干し派のわが家。洗濯物の増加もあり、洗濯物干し竿「森田アルミ工業」の「クルリ」をリビング隣の部屋に後づけで設置しました。その使い勝手をレポートします。
目次
■壁に下地がなくてもOK、カンタン取付が一番の決め手!
冬場、暖房により乾きも早く、加湿も兼ねられるという理由で、洗濯物はリビングに部屋干ししています。洗濯物の量も増えてきたため、だんだんと棚やドアへのちょい掛けが増えました……。
すると、生活感のごちゃつきはもちろん、移動の際に、洗濯物が落下することがストレスに。ようやく物干しスペースを増やすことを検討しました。
当初、床置きは部屋が狭くなるし、スッキリ見えると嬉しいからと「森田アルミ工業」の「pid 4M」というワイヤー物干しを検討しましたが、電動ドリルが必要で、壁に下地がないと取り付けられないことが購入前に発覚! 残念ながら断念し、洗濯物干し選びの条件は、「壁は石膏ボードで下地なしでも取り付け可能」「電動工具なし」「部屋は広く使いたい」の3つに。
同メーカーの「kururiクルリ(首振りピン式物干し)」は、石膏ボード壁専用で、電動工具なしでも取り付けが可能。壁の穴が目立ちにくく、今回の条件にぴったり。私は4,780円で購入しましたが、リーズナブルな価格でこの質感は嬉しい! エアコンの風があたる位置に取り付けて、部屋の加湿と洗濯物の乾燥も一石二鳥です。
■これはいい!と喜んだ使い勝手4つのポイント
①部屋の端から端まで、たっぷり干せる!
竿の長さは最長259㎝で、部屋の間口が252㎝だったので、真っすぐ取り付けできました。
長い間口も可能で、石膏ボードOKって意外となかったんです。斜めに取り付けが可能という点は、今まであきらめていたスペースへの取り付けが可能になりそうです。洗濯物は、10㎝ほど間隔をあけて、ゆったり17~18枚干しています(別部屋の竿には、ハンガーにかけたくないニットや、靴下などの小物をピンチハンガーで干しています)。
②固定されているから落下の心配がない
252㎝の間口に強力突っ張り棒も考えましたが、もしかすると落ちるかも?の不安があり、固定はこだわりポイントでした。耐荷重10㎏、細い4つのピンで固定されているので、安心して干せました。位置を決めたら、トンカチで軽く叩いて完了です。穴が目立ちにくいので、賃貸住まいの頃にも試したかった!
③竿のマットな質感がおしゃれ
竿の材質はアルミパイプ。本体もマットなホワイトなので、干している様子が見えていても、「上質に見える!受けるパーツもスタイリッシュ!」と夫婦で喜んでいます(笑)。インテリア好きとしては、シンプルな見た目も大事です。
④竿は取り外せる&伸縮して収納OK
この頃は来客も少なく、毎日干して使っているため、竿を取り外すことはほぼないのですが、いざという時、「隠せるのか?」「スリムに収納できるのか?」はポイントです。わが家のリビングとこの部屋は、扉はなくロールスクリーンで仕切っているので、あまりに突然の来客時は、ロールスクリーンで生活感を丸ごと遮断しています。
■使ってみてわかった、気になることは?
使ってみて気になることがあるとすれば、先ほど、「見た目がシンプルで質感がいい!」とあげた半面、同素材のアルミ洗濯用ハンガー(無印良品)をかけるときは、カチンという音が、ほんの少し気になりました。といっても、ほんの少し。どんな竿でも、かけるときには音が鳴るものですね。
それでも、大満足の物干し。天気が悪い日も、頼りになるし、加湿もできて快適に過ごせています。干す場所に困る大物シーツも干せたりと、洗濯家事が楽しくなりました!
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー