おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
物は小さくとも、捨て時に迷い、以前は10枚以上持っていたハンカチ。引き出しに入れづらいので、洗濯ずみのハンカチも溜まりがちで、出し入れのたびにぐちゃっとなる悩みも。物は小さくとも、クローゼットが片づかない原因のひとつでした。
好きでもない!使っていない!10年以上使っているけど捨てられない!そんなハンカチを持っていた私が、スッキリ収納になった体験と、減らせたコツをご紹介します。
目次
■5枚でまわってる!テクニックいらずの収納
ハンカチでギュウギュウになっていたハンカチ収納。現在は、好きな使い心地や色柄、素材だけに厳選。タオル地・ガーゼハンカチの合計5枚を、クローゼットの引き出しに収納しています。余白がうまれ、取り出しやすく、しまいやすくなりました。
数を減らしただけでなく、ハンカチの大きさも揃えたので、乱れにくく、収納グッズもテクニックも必要がなくなりました。
■「貸せる?」「趣味?」減らすキッカケになった体験
捨てるに捨てられなかった私が、数を減らし、お気に入りだけに厳選できたキッカケは、2つの“恥ずかしい”体験でした。
ママ友にハンカチを貸してあげようとしたとき、特に何も考えず選び持ち歩いたそのハンカチは、簡単に取れなかった汚れが目立ち、ヨレヨレ……。「貸してあげたいけど、こんなのでごめんね!」という気持ちで貸すことに。状態があまりよくない、使い倒したハンカチで、恥ずかしい思いをしました。
そして、もうひとつの体験が、身内からもらった趣味でもないハンカチを使っていたら、好みだと勘違いされてしまい、プレゼントしてくれた方がいたのです。ありがたいものの、心の中で「あ~、好きじゃないんだけどなぁ……」と複雑な気持ちになりました。ともに、苦笑いののち、ため息(苦笑)
■減らせたコツ①明らかに趣味でない未使用は貰い手探し
それからは、「“とりあえず”“なんとなく”の持ち方をやめよう!」と、お気に入りで使いやすいものだけに、厳選するようにしました。
明らかに使わなさそうなものや粗品、実家からもらうものは、箱から開ける前(未使用)に、友だちに聞くなどして貰い手を探すようにしました。
■減らせたコツ②手を拭く以外にも活用
手放す前の方法としては、とことん掃除に使い倒し、処分! 未開封だとリサイクルショップで買い取ってくれることもあるようですが、実際は、出向くことも面倒で、自宅で多用途に活用して処分が多かったです。
他の用途としては、工具の箱の中に傷の防止に敷いたり、使用頻度の少ないところにほこりよけとして使うこともしています。
使わないより、「使えている」と実感したあとのほうが手放しやすいと感じました。
■減らせたコツ③タオル併用と夫婦シェアで足りている安心感
減らすことに迷う理由には、「足りなかったらどうしよう」という不安も。その不安は、タオル併用で解消しました。
夫婦でどんなシーンでも使える色、無柄のハンカチを共有することも、安心になっています。こうやって家中のハンカチやタオルを合わすと、意外と十分足りている実感がもてます。見直しで潔く入替え、ハンカチ新調も、お気に入りを選ぶ楽しみに変わりました。
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー