おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
わが家の子どもたちは、2人ともピアノを習っています。ピアノはリビングの一角においてありますが、子どもに任せていると、ピアノの上が楽譜で山盛りに!
使っている楽譜と、もう終わった楽譜が入り乱れ、ピアノの裏に楽譜が落ちてしまうなんてこともありました。
なんとか、子どもたちが自主的に練習に取り組んでほしい。そのためにも、ピアノまわりをスッキリ使いやすくする方法を考えなくてはいけません。
目次
■ピアノまわりの収納を考える上で譲れない条件
2人の子が現在進行形で使っている楽譜は、これだけあります。
・上の子 楽譜5冊+ドリル1冊+CD2枚
・下の子 楽譜2冊+ドリル1冊+CD2枚
さらに、使い終わった楽譜も、のちのレッスンで使うことがあるので、すぐには手放せません。
ピアノまわりの収納方法を考えるにあたって、叶えたい条件は2つありました。
1.子どもが自主的に練習に取り組めること
2.ピアノ周りがゴチャゴチャに見えないこと
本来は両方叶えられるといいのですが、優先すべきは1のほうです。見た目は少し妥協して、許容できるラインを探すことにしました。
■ピアノまわりを“子ども管理ゾーン”と“大人管理ゾーン”に分ける
楽譜を置いて良い場所を、3つのエリアに分けることにしました。
1.子ども管理ゾーン:レッスンバッグを入れるカゴ
リビングの床に放置されがちなレッスンバッグは、カゴに入れるだけの簡単収納にしました。カゴにまとめることで、見た目が少しスッキリする効果を狙っています。
2.子ども管理ゾーン:練習で使う楽譜はピアノの上
毎日練習に使う楽譜だけは、ピアノの上に置きっぱなしでいいことにしました。
3.大人管理ゾーン:使い終わった楽譜はカラーボックスの中へ
ピアノと壁の隙間にピッタリおさまるよう、1cmきざみでオーダーできるカラーボックスを購入しました。このカラーボックスの中身は進級するときに見直して、必要なものだけ残します。
■たくさんのCDは2枚ずつセットで収納して見失わないように
ピアノの練習に必要なのは楽譜だけではありません。お手本のCDを聴くことや、CDに合わせて弾くことも毎日の練習に欠かせません。
CDの入れ替えも自分でできるようにしておくと、練習がスムーズになります。
1人あたりCDが2枚あるので、2枚セットで収納できるよう、ダイソーでCDケースを購入しました。ケースの背に楽譜番号を書いたマスキングテープを貼っておくことで、ひと目で自分のCDを見分けることができます。
この収納方法に変えてから、CDを見失ったり、「ママ、入れ替えて」と言われたりすることが減り、練習がとてもスムーズになりました。
子どもが管理できる量と方法は、子どもの成長とともに変わっていきます。スムーズな練習のために、大人がどこまで手を出すべきなのか。バランスを考えながら見守っていこうと思います。
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 理想の家を見つける旅