おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
写真の中央、薄い緑色の開き戸がついている収納、実は奥行きが20㎝しかありません。
奥行きが浅いので、収納できるものは限られています。書類は入らないし、ストック品などを入れるには、場所がもったいない。そこで、「この浅さにピッタリなのは掃除道具だ!」と思いつきました。
■掃除へのハードルを下げる“おそうじロッカー”
忙しい毎日だから、家の隅々まで掃除機をかけることはできないけれど、気になったときに、気になった箇所だけパッと掃除できる仕組みづくりが必要です。
収納の浅さを逆手にとり、細長いお掃除道具を集めて“おそうじロッカー”をつくりました。
掃除機やクイックルワイパーは、壁にたてかけるように置きます。棕櫚ほうきや、ちりとりは紐をつけて、掃除シートはトートバックに入れて、タオルバーに吊るすことにしました。
フックは、ずれないよう、「無印良品」のステンレス横ブレしにくいフック・大を使っています。普通のS字フックだと、不安定で引っ掛けにくいので、「無印良品」の“横ブレしにくいフックシリーズ”は重宝しています。
■掃除機はマキタのスティッククリーナーを選びました
以前の住まいでは、キャニスター掃除機を使っていたのですが、この“おそうじロッカー”に入るように、スティッククリーナーに買い替えることにしました。
選んだのは、マキタのCL107・紙パック式です。この掃除機の特徴についてはこちらの記事を参考にしてください。
毎朝、家族を見送ってから、自分が仕事に行くまでのすきま時間に、ダイニングテーブル周りと洗面脱衣室だけさっと掃除機をかけています。家族の滞在時間が長く、特に汚れる場所です。
ほんの5分ほどの掃除ですが、するとしないでは、床の汚れ方が違います。手軽に出せるスティッククリーナーを、サッと取れる距離に収納したことで、苦労なくルーティンになりました。
■以前使っていたキャニスター掃除機の行方
以前の住まいで10年にわたり大活躍してくれたキャニスター掃除機。 “おそうじロッカー”に入らない以外は、故障もなくまだ使えそうな状態でした。
そして、2階建てのわが家を掃除するのに、スティッククリーナーだけでバッテリーやパワーが足りるのかが不安で、すぐには手放せませんでした。迷ったあげく、2階の納戸の片隅で1年間待機させることにしました。
「何か困ったときに出番があるかも?」、そんな心配は杞憂に終わり、結局1年間一度も出番はやってこずじまい。
保留期間を置いたことで、10年間働いてくれたことに感謝しながら、スッキリと手放すことができました。
“ストレスフリーな掃除”はこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 理想の家を見つける旅