おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
片づけ収納ドットコム編集チームでも人気のマキタのコードレス掃除機。「片づけのプロが愛用しているなら間違いない!」と、ついマネしたくなってしまうわたしですが、実はマキタのコードレス掃除機を使いこなせずにダイソンに買い替えた経緯があります。
使いこなせなかった理由から選んだ機種と、収納場所やルンバとの使い分けについて、わが家の事例をご紹介します。
目次
■選んだのは“3つの面倒”をクリアした「Dyson V7 Slim」
掃除機を選ぶ基準は“性能”だったり“見た目”だったり、人によってさまざまですが、わたしの基準は“面倒な工程がない”ということでした。選んだのは「Dyson V7 Slim」
以下の“3つの面倒”をクリアした機種です。
面倒①充電バッテリーを外し、充電器に差し込むひと手間
以前使っていたマキタの掃除機は、掃除のたびに“充電バッテリーを本体から外して充電器に差し込む”ひと手間にストレスを感じていました。ダイソンは、“収納用ブラケットに本体ごと差し込むだけでそのまま充電できる”ということが、わたしにとって最大の魅力でした。
面倒②紙パックの交換
紙パック式のメリットはたくさんありますが、わたしにとっては、ワンタッチでゴミが捨てられる手軽さのほうが魅力でした。
ダイソンは、フィルターの洗浄も、部品の作りや取り外しがシンプルなので、あまり手間は感じていません。
そもそも、たいしてこまめに洗浄もしていませんが(汗)、使用開始から約2年経った現在も吸引力は健在です。
面倒③部品がたくさんあって、管理しないといけない
さまざまな専用ノズルなどは、使いこなせれば便利なのでしょうが、使いこなせなければ管理するのが手間なだけ。その点、ダイソンの掃除機にセットになっているのは、本体と隙間ノズル、コンビネーションノズルと収納用ブラケットのみです。
部品が少ないので、収納用ブラケットにすべて収まり、別に収納場所を用意して管理しなくていいことが気に入っています。
■“使うタイミング”と“見た目”から決めた収納場所
戸建てのわが家は、ルンバで1階全体を掃除し、ダイソンはルンバではカバーしきれない場所の掃除で使います。そのタイミングは「朝キッチンの片づけをした流れで」か「洗面所で身支度したとき」のどちらかなので、キッチンと洗面所の間に収納しています。
この場所は、ふだんよく過ごすリビングやダイニングからは、冷蔵庫に隠れて死角になります。ダイソンのカラフルな見た目があまり好みではないので、目につきにくいことも収納場所として最適な理由のひとつです。
■ルンバの助っ人としての主な仕事は3つ
1つめは、2階や階段の掃除です。軽量タイプの機種なので、階段を持って上がるのもストレスに感じません。
2つめは、ルンバでは届かない隙間や幅木の上のホコリ、サッシの溝などの掃除です。
そんな場所では、隙間ノズルやコンビネーションノズルが活躍します。
3つめは、洗面所の掃除です。洗面所は、ルンバも掃除しますが、面積のわりに人の往来も多く、髪の毛や洗濯埃などのゴミが多く発生するので、1日1回のルンバだけでは心もとなく感じています。ゴミが気になったタイミングでサッと掃除できるダイソンは、洗面所でも活躍しています。
つい人気機種に目がいってしまう家電ですが、“やりたくないこと”という引き算の目線で自分の基準を洗い出してみるのも、“使いこなせるモノ選び”に役立つひとつの方法だと感じています。
“掃除機”の収納についてはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 梅野優子
HP:片づけサポート【すっきり工房】 カフェ【ume-cafe】