おはようございます。
ライフオーガナイザーの下川美歩です。
料理が苦手だと、毎日の食事づくりを負担に感じることがありますよね。新しいレシピを試してみても、使いこなせない調味料やキッチンツールが増えて、かえってキッチンが使いづらくなるなんてことも。
思いきって「わが家の定番だけ作ればいい」と決めたら、食事づくりがラクになりました。
■定番料理しか作らなくてもいいじゃない?
料理が苦手な私は、主婦歴20年以上になってもレシピを見ないと作れません。レシピサイトを使ってみましたが、作れそうな簡単レシピを探すのが意外と面倒。そのうち、結婚当初から持っている料理本しか見なくなりました。
レパートリーは、これだけです。
・本を見ながら作る料理
肉じゃが、白菜と豚肉の重ね蒸し、なすとピーマンの味噌炒め、牛肉とごぼうの煮物など
・市販のルーやソースを使う料理
カレー、パスタ、麻婆豆腐、青椒肉絲、回鍋肉、炊き込みご飯など
・切るだけ、焼くだけ、炒めるだけの簡単料理
サラダ、焼き魚、鶏手羽中のグリル、オムレツ、炒飯、焼きそばなど
基本は、メインと味噌汁やスープの一汁一菜、たまに、もう一品。こんなワンパターンでも、意外と家族は気にならない様子。私は料理上手になりたいわけではありません。思いきって「わが家の定番料理だけでいい」と決めたら、キッチンに立つハードルが下がりました。
■使う道具と調味料が減って、調理がラクになる
定番料理に合わせて、キッチンツールを見直しました。揚げ物はしないのでオイルポットは不要、使いこなせなかったツールも手放しました。おかげで引き出しの中がスッキリして、出し入れしやすくなりました。
定番料理に合わせて、調味料も見直し。砂糖・塩・こしょう・しょうゆ・酒・酢・みりん・味噌があれば充分です。スパイスやハーブはなくても困りません。
砂糖・塩は吊り戸棚に、小さな容器の塩・こしょう・しょうゆはコンロ脇の引き出しに、背の高いビンの酒・酢・みりんはコンロ下の引き出しに入れています。冷蔵庫に入れた味噌以外はコンロの前に立ったときに手が届く位置にあるので、一歩も動かずに料理が作れるようになりました。
■調味料の在庫管理もラクになる
以前はレシピに合わせて調味料を買って使い切れずにダメにしていましたが、定番だけに決めてからはすべて使い切れるようになりました。種類が減り、決まったものを買えばいいので、在庫管理もラクになりました。
定番以外の味が食べたいときには、タンドリーチキンやローズマリーチキンなどメニュー専用の「spice&herbシーズニング」を使っています。まぶして焼くだけの簡単レシピ。その都度、肉と一緒に購入して使い切ります。
あとは、冷凍食品やお惣菜を活用。子育て中は栄養バランスが気になりますが、長い目で見れば大丈夫なようです。定番料理だけでも子どもは育つ。長男の身長は183 cm。充分すぎるほど大きくなりました(笑)。
手の込んだ料理や流行りの料理は、確実に美味しい外食で楽しめばいい。これからも毎日の食事づくりは、わが家の定番だけでいこうと思います。
料理が苦手な人へのヒントはこちらにも:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 下川美歩
ブログ : 自分を変える、暮らしが変わる!