おはようございます。
ライフオーガナイザーの中沢まみです。
わが家には3人の子どもがいますが、末っ子で初めてミルクでの育児を経験しました。生後3カ月で、長距離の車移動とホテルでの滞在をすることになったのですが、心配だったのは、息子の調乳のこと。特に高速道路では、息子が泣き出しても、すぐに熱湯が手に入る場所に停車でき、落ち着いて調乳できるとは限りません。
液体ミルクも考えましたが、「もし飲まなかったら……」という不安もあり、できるだけ自宅と同じように調乳できるよう、温度管理のできる調乳ボトルを購入することにしました。
■調乳ボトルを探すときの条件
粉ミルクを作るときは、殺菌のため70℃以上のお湯で粉を溶かします。たとえば家を出る直前に飲ませてから出かけると想定して、次の授乳までは3時間後。お湯を持参しても、70℃以上をキープできているのかが心配でした。
参考:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて
もともと自宅に大きめのタンブラーを持っていたのですが、温度計で検証したところ、すぐに冷めてしまい、調乳には適しません。できれば1回ではなく2回の調乳ができるよう、6〜7時間の間70℃以上を保てる商品を探しました。
また、ミルクの量は新生児期から少しずつ増えて、生後3〜4カ月で200mlが目安です(個人差があります)。温度調整用に湯冷ましも使うので、一度の調乳で必要なお湯の量は130〜140ml(全体量の2/3程度)。2回分なら300ml以上の容量があると良さそうです。
「保温性」と「容量」の二つの条件で探した結果、「SGUAI スマートボトル 400ml(G5)」を購入しました。
■温度が「見える」&余裕のある容量で安心
「SGUAI スマートボトル」の特長は、保温性が高いだけでなく、外出先でも簡単にお湯の温度を確認できること。
調乳時は赤ちゃんがぐずっていることも多く、周りの目がある外出先では、特に気持ちに余裕がもてないこともあります。温度を目で見て確認できることで、安心して調乳できるのはありがたいと感じました。充電もそれほど頻繁には必要ないので手間もかかりません。
保温性能については、実際におでかけで使用する前に温度の変化を測定。熱湯を入れた状態でスタートし、3時間後に調乳用のお湯150mlを捨て、6時間でどれだけ温度が下がるか確認してみました。
検証の結果、6時間後も70℃以上をキープできることが確認できました。
容量400mlのボトルなので、持ち歩くには少し大きめ。ですが2回分の準備をしておくことで、用事で遅くなったときなど外食するという選択肢も増えて助かりました。
■あわせて持ちたいオススメグッズ
「SGUAI スマートボトル」(写真中央右)の他に、おでかけする際にあると便利な調乳グッズを紹介します。
粉ミルクは個包装のものもありますが、「ダイソー」の「粉ミルクストッカー」(写真中央左)は、粉ミルクを1回分ずつ計って持ち運べて便利です。また、雑誌の付録のステンレスボトル(写真右)で湯冷ましも一緒に持ち歩くことで、早く飲みやすい温度に冷ましてあげることができます。
車での長距離移動や宿泊の際は、哺乳瓶やおしゃぶりを消毒できる「レック」の「電子レンジ用 ほ乳瓶 消毒器」も持参します。
洗ったほ乳瓶で50mlの水を量ったら、容器に入れて3分間温めるだけ。薬液消毒や煮沸消毒よりも手軽にできます。ホテルに滞在の際は、フロントでレンジの使用をお願いすることができました。
ミルクを飲む期間は短いですが、赤ちゃんも繊細な時期なので気を使います。「温度」の不安を取り除ける調乳ボトルがあったことで、安心して外出することができました。想定外も多い子連れのおでかけも自分なりの「安心」を持ち歩くことが気持ちの余裕につながると感じています。
赤ちゃんとの暮らしのヒントはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中沢まみ
HP : 散らかり思考を片づけて、もっと私らしく生きる!|3 STEP DESIGN