おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に住む共働きライフオーガナイザー金田友美です。
増え続ける子どものおもちゃ。わが家ではクリスマスや誕生日の前、季節の変わり目などに、定期的な見直しをしています。
小さな頃から続けている習慣ですが、6歳の息子が最近気にすることは、「手放した後のおもちゃの行方」。かつてお気に入りだったものを捨てるというのは、子どもはもちろん、大人にとっても胸が痛むもの。そこで本日は、子どもも納得のおもちゃの手放し方を3つ紹介します。
■ プレゼントして、また誰かのお気に入りにしてもらう
去年のクリスマス前、そろそろおもちゃの見直しの時期かなと思っていたころ、友人とテレビ電話をしていたときのことです。友人の2歳の子どもが、かつて息子が好きだった、電車のおもちゃに夢中なことを知りました。そのとき、そばにいた息子が、電車のおもちゃで遊ぶ友人の子どもを見て、自分が使わなくなった電車のおもちゃをプレゼントしたいと言い出しました。
今は使っていないけど、かつて好きだったものを捨てるのは悲しい。けれど、手放してもまた誰かのお気に入りになってくれたら嬉しいと、思ったようです。
押し付けにならないよう友人に確認し、子どもに選んでもらってプレゼントしました。後日、友人の子どもがプレゼントしたおもちゃで楽しそうに遊んでいる動画を見て、「僕がサンタさんみたいだね」と、とても誇らしげでした。その後、おもちゃを手放すときは、処分する前に、積極的にまわりに一声かけるようになりました。
■「マクドナルド」のおもちゃは店舗で回収後、トレーに変身
子どもが大好きな、「マクドナルド」の子ども用メニューのハッピーセット。魅力的なおもちゃがついてきて、子どもは毎回大喜びです。けれども、次から次へと新しいおまけが出るので、飽きるのも早く、どんどんおもちゃスペースに溜まりがちです。
どうしたもんかと悩んでいたら、店舗にはハッピーセットのおもちゃを回収する、「リサイクル回収ボックス」があることを知りました。回収されたおもちゃは、イートインで使用するトレーにリサイクルされるとのことです。回収ボックスの隣にリサイクルの説明と、実際のトレーが飾られていました。
手放したおもちゃが、生まれ変わるリサイクルを身近に感じることができ、子どもも満足して、おもちゃを手放すことができました。
■リサイクルショップに持ち込んで、物々交換
今までは処分していたり、譲り先がなかったりしたおもちゃは、壊れていない・汚れていないものをリサイクルショップに持ち込むようになりました。換金したお金で、お気に入りのおもちゃがあれば、その場で購入、なければ欲しいおもちゃのために、お金を貯めておくことにしました。
本音を言えば、わざわざ自宅から離れた実店舗に、数百円のために持ち込むことは面倒です。メルカリやヤフオクで売ったほうが、換金額が多い場合もあります。
けれど、子どもがかつてのお気に入りが、また誰かのお気に入りになる。誰かのかつてのお気に入りが、今の子どものお気に入りになる。そんな素敵な儀式のためと考えると、しばらくリサイクルショップ通いが続きそうです。
おもちゃの手放し方についてはこちらも参考に:
・増えすぎたおもちゃを、どうにかしたい!片づけのプロが実践する「おもちゃの見直し」テクニック
・3分でスッキリ!手放しにくいぬいぐるみをラクに片づけ&収納する方法
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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた