おはようございます。
小4と小2の子どもがいるライフオーガナイザーの手塚千聡です。
いよいよ夏休み!子どもたちはウキウキですが、親たちはそうとも言い切れなくないですか?
毎日もれなく昼食がいるし、親が在宅ワークだと家族みんなが家にいて、楽しいだけじゃなく、それなりにイライラも募ります。
今日は、そんな悩みに効いた、わが家の「時間割」と「部屋割り」についてご紹介します。
■「時間割」をすることの最大のメリットは?
昨年の夏休み、「時間割」を作ってよかったことは、親の小言が減り、子どもの動きが変わったことでした。
「先に宿題やんなさい!」とか「テレビばっかり見ないで!」と言う代わりに、「今は何の時間?時間割見てよー」と声がけが変わり、言うほうも言われるほうも随分気持ちがラクに。そのうちに、子どもが自分で時間割を見ながら主体的に動けるようになりました。
昨年は一週間分ずつ作り、毎週更新していました。週を経るごとにブラッシュアップされて実効性も高まりましたが、2人分を毎週更新するのは少々負担でした。そこで今年は、学校の時間割のように基本パターンの一週間分だけ作ることにしました。
特別な用事やイベントが入る日は、子どもたちにアレンジをまかせようと思っています。
■やる気が必要なことは朝にシフト!親時間も連動させて
わが家にとって「時間割」は、“やることはやって、自由な時間を楽しむ”ためのものです。
「塾や習いごと」「起床・就寝」「食事」は、ふだんどおりの時間を最初に入れて、日中の流れは、学校の時間割にならっています。
午前中は、学校や塾の宿題をする時間です。勉強は、たいてい遊ぶよりもやる気や根気が必要なので、元気な朝のうちだとかかる時間が短くてすみます。
親にとっても意外なメリットもありました。
小2の娘が“勉強やりたくないモード”のとき、夕方だと親子で攻防戦を繰り広げ、疲れ切っていました。これが朝にした途端、まず私が元気なので、楽しく取り組める雰囲気づくりをできるように。娘も機嫌よくスタートが切れ、嘘のようにバトルがなくなりました。
子どものサポートにイライラしてしまう場合は、そんなふうに早めの時間帯に取り組むのもおすすめです。
午後は思いっきり遊んだり、好きなことをしたりする時間に。ここでは親のサポートはほぼいりません。わが家の場合、午前の“子どもサポート時間”も夫婦交替制なので、それなりに自分の時間も確保できています。
■狭い家には「部屋割り」もおすすめ!
3LDKで67平米のマンション住まいなので、家族4人がリビングに集まると、お互い「うるさい」とか「集中できない」なんてことがよく起こります。親が2人とも書斎で過ごすと、いつのまにか子どもたちも書斎に集まり、同じ状況に陥ることも。
そこで、あらかじめ部屋の使い方をゆるく決めています。
子どもたちの勉強時間には、私か夫のどちらかがリビングで一緒に座るようにしています。もう一人は、書斎で仕事をしていいことに。
兄妹どちらかが早く宿題を終えたら、終わったほうは、子どもたちの寝室におもちゃやiPadを持ち込んで自由に過ごします。読書など静かに過ごす場合は、その限りではありません。
午後になって子どもたちがリビングで遊ぶときは、親は2人とも書斎で仕事をしたりお茶したりしています。
時間割も部屋割りも少々窮屈に思えるかもしれません。でも、毎日出たとこ勝負だった頃より、指針がある今のほうが、無用のイライラやストレスが減りました。よかったら試してみてくださいね。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし