おはようございます。
ライフオーガナイザーの山田由乃です。
一軒家のわが家では、室内に50鉢弱の観葉植物を育てています。数が多く、置き場所も分かれているため、お世話に必要な道具の収納場所や方法に悩んできました。
以前は一カ所で集中収納していましたが、分散収納に切りかえたことで、こまめにお世話ができるようになりました。
■管理しやすい集中収納は、お世話が面倒になりやすい
わが家の観葉植物の置き場所は、主に2階のリビングとダイニング、1階の玄関ホールです。
以前は、観葉植物のお世話に必要な道具を、ダイニングの棚下に置いたかごの中にまとめて収納していました。
一目でものの管理がしやすい一方、わざわざダイニングまで道具を取りにいくのが面倒……。特に1階玄関ホールの植物は、世話を思いたってもダイニングのかごから遠いため、「あとでやろう」と考えて、すぐ忘れます。
観葉植物のお世話には、水やりのほかにも、黄変した葉を切る、害虫の駆除、定期的な肥料やりなどがあります。日々いきいきと育つさまを見守りつつ、変化に気づいたときに、もっとこまめにお世話したいと思いました。
■お世話の動線や必要なものを確認して、収納法を考える
そこで日々のお世話の動線や必要なものをふりかえり、どこに何があったらいいのか、あらためて確認しました。
たとえば、水で希釈する液体肥料や栄養剤、計量カップは、水と一緒に使うので、水まわりに近い場所がいい。また葉を切るはさみ、害虫をとるウエットティッシュ、固形の化成肥料や殺虫剤などは植物の近くにあるほうがいい、と考えました。
かご1つの集中収納より、使う場所に必要なものを置く分散収納のほうが、こまめなお世話に近づけると感じたのです。
■分散収納で、観葉植物にこまめなお世話を実現
さっそくキッチンシンク下の引き出しや玄関ホールの洗面台下のかごに、水と使う液体肥料や栄養剤、計量カップを収納しました。
またリビングのかごにも、はさみやウエットティッシュ・化成肥料などをざっくり収納しました。
玄関ホールではスリッパ入れの1つのポケットを使って、はさみや化成肥料、ウエットティッシュを収納。
分散収納するために買い足したものもありましたが、固形の化成肥料だけはもともと購入していた容器から小分けにして各場所に収納しました。
肥料の消費期限は食品と違って特にありませんが、早めに使いきるほうが良いとされています。収納場所ごとに1つずつ肥料を買い足すと、使いきるまでに時間がかかってしまうため、小分けにしました。施肥量がわかるように袋に書きこんでおいたので、今のところ問題はありません。
分散収納のおかげで、気がついたらすぐ道具を手にでき、以前よりこまめなお世話ができるようになりました。
鉢数が多くても自分のお世話に自信がついたと思っています。
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ : 片づけ×植物で心地よい暮らし