おはようございます。
マスターライフオーガナイザー&メンタルオーガナイザーの松林奈萌子です。
新居を計画する際に考えたのが、シュークローゼットのタイプです。シュークローゼットとは、玄関脇に設けられた大容量の収納スペースのこと。
住宅展示場でもよく見かけた流行りのタイプは、わが家には向いている? どこまで大容量が必要? 自分や家族に合ったシュークローゼットをどう見極めていったのか、わが家の事例を紹介します。
■シュークローゼット4つのタイプはどう違う?
玄関横に作られるシュークローゼットには大きく4つのタイプがあります。
①ウォークインタイプ……ベビーカーやスポーツ用品、かさばるキャンプグッズを置けるなど、大容量の収納で最近のトレンドです。
②ウォークスルータイプ……居室と玄関土間を通り抜けられるタイプのシュークローゼット。来客用動線と生活動線を分けて作れる点も人気で、住宅展示場でもよく見かける、最近流行りのタイプです。
③クローズタイプ……収納部に扉が付く壁づけの従来型の玄関収納。
④オープンタイプ……扉を付けず棚だけを壁につけた玄関収納。
わが家に合うタイプを見極めるために、求める条件を1つずつ絞っていきました。
■玄関に置きたいモノの量は多い?少ない?で絞る
収納スペースの大きさを決める前に、最初にしたことは、「何を玄関に置きたいのか」を考えることです。
置きたいものは、4人家族で靴25足程度、傘6本、折り畳み傘5本、防災グッズ、来客スリッパ4足、不要DM入れ、シュレッダー、荷物紐セット。アウトドアチェアやゴルフバッグなどスポーツ用品は外の物置へ入れるので、玄関収納は大容量である必要はないと考えました。
靴は、飾り棚も兼ねて腰の高さまでの靴箱を設えたので、基本はそこに入る分だけで充分です。今後、子どもたちの成長にともなって趣味のものが増えるような場合は、別に設けるシュークローゼットに入れられるようにと、考えました。
■見えていたほうが良い派?中は見せたくない派?で絞る
モノの量によってタイプが絞られてきたら、次は、扉の有無を考えました。わが家では、次の2点から扉は必須と考えました。
①玄関には季節の絵や飾り物を置きたいので、靴箱は中身が見えないようにしたい
②傘など屋外で使用したものも入れたいので、ニオイが気にならないようにしたい
ウォークイン型の場合も、収納内部が見えないように扉の有無を選べますが、扉の枚数によってお値段も大きく変わってきます。ウォークインタイプは出入り口1カ所と収納部合わせると2カ所、ウォークスルータイプの場合には、出入り口2カ所と収納部合わせて3カ所と、見た目からの判断に合わせて料金面からも判断が必要になります。
玄関に置きたいモノの量を把握し、中が見えていたほうが良いか見えないほうが良いかと、順に絞っていくと、自分や家族に合ったシュークローゼットのタイプが決まりました。腰高の扉付き靴箱と、扉付きの壁づけシュークローゼットの組み合わせです。
毎日使う玄関だからこそ、扉の開閉回数やニオイなど些細なことがストレスにならないように、流行りに惑わされずに見極めていきたいですね。
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マスターライフオーガナイザー&メンタルオーガナイザー 松林奈萌子
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