おはようございます。
ライフオーガナイザーの門傳奈々（もんでんなな）です。

日本ライフオーガナイザー協会が監修した収納メーカー「南海プライウッド」のショールームスタッフでもあるライター3名が、収納アイデアについて語り合う座談会。第3弾は、「クローゼット収納のアイデア」についてです。

クローゼットは洋服が多いと整理が難しくなる場所のひとつですが、収納の仕方を工夫するとぐんと使いやすくなりますよ。

■簡単！ S字フックに掛けるだけでできるパンツ収納

門傳：
パンツをクローゼットに収納する方法には、畳む、パンツ専用ハンガーに掛けるなどいくつか方法がありますよね。
ただ、急いでいるときや子どもにとっては、パンツを畳んだり、ハンガーに掛ける作業が面倒と感じることも……。

中矢：
名古屋のショールームでは、パイプにS字フックをつけ、そこにベルト通しの部分をひっかけて収納しています。ひっかけるだけなので、子どもでも簡単にできますし、手軽に収納できるのが良いところですよね。

門傳：
東京のショールームでも同じような収納方法を提案しています。子ども服だけではなく大人用のパンツもこのようにS字フックに掛けても良いかもしれません。
というのも、以前男性のお客様が、ご自宅で同じようにS字フックにパンツ収納しているとお話しされていたのです。

■ラベリングの工夫で収納ボックスの中身がわかりやすく

門傳：
クローゼットで用いることが多い収納ボックスですが、棚の上など高いところに置くと、中身を確認するのにいちいちボックスを取り出すのが面倒ですよね。

田宮：
大阪のショールームでは、収納ボックスにラベルをつけています。こうしておけば、ボックスを出し入れしなくても中身がわかりますし、家族みんなが中身を把握しやすいという利点も。

田宮：
ラベル表記にもちょっとした工夫がしてあります。
たとえば、おさがりの洋服が入っているボックスには、サイズまで記入しておきます。このひと手間で、タイミングを逃さずにおさがりを着ることができますし、新たにおさがりをいただいた時もスムーズに収納できます。

■場所を入れ替えるだけ！ハンガー収納で衣替えがラクに

門傳：
ハンガーで洋服を収納すると、衣替えも場所を入れ替えるだけなので簡単です。
東京ショールームでは子ども服をオンシーズン、オフシーズンで上下に分けて収納しています。これは、大阪と名古屋のショールームでも同じですよね。

田宮：
はい、同じように収納しています。
オンシーズンのものは下部のパイプにハンガー掛けしているので、子どもでも取り出しやすい高さです。オフシーズンのものは上部のパイプに配置しています。

中矢：
こうしておけば、衣替えも上下を入れ替えるだけなので、時間も手間もかからなくて良いですね。
クローゼットは、洋服の数が多いほど片づけに手間と時間がかかります。
S字フックを活用する、ラベルをつける、ハンガー収納で衣替えの手間を減らす……などの工夫でクローゼットがスッキリして使いやすくなります。

南海プライウッドのショールームでは、片づけのプロが監修した収納方法を体感していただけます。お近くの方は活用していただければと思います。

クローゼットが使いやすくなる収納アイデアはこちらも参考に：
・前後2列のパイプは使いにくい？ 小さな工夫でクローゼットの使いやすさと収納力をアップ！
・夫のクローゼットは乱れず衣替えもあっという間！ 収納がうまくいく秘訣とは？
・「引き出し収納」vs「吊るす収納」、使いやすさを優先したクローゼット収納とは？

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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー　門傳奈々
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