おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
暑〜い夏といえば、冷た〜い麦茶!ですが、まいにち冷蔵庫に麦茶をストックしておき、いつでも飲める状態にしておくのって、想像以上に大変……。
典型的な「名もなき家事」である麦茶づくりにまつわる面倒を解決するため、片づけのプロ7人が実践しているTIPSをご紹介します。
目次
■ 麦茶をつくるのがめんどくさい!
● 煮出し派の3つのルール
ライターの門傳奈々さんは、麦茶を煮出してつくっているそうです。「わが家では毎日、3人の子どもが麦茶を学校へ持っていきます。冷蔵庫にストックを切らさないよう気を配りながら麦茶をつくるのが、とにかく面倒……。そこで、麦茶づくりに関する面倒な点を洗い出し、それを解決するために3つのルールを決めてみたんです」
その3つのルールとは、
- ルール①コンロがうまっているのがめんどう→麦茶を作る時間を決める
- ルール②やかんを使うのがめんどう→麦茶を作る鍋を決める
- ルール③麦茶パックを切り離すのがめんどう→つながっていない麦茶パックを使う
「麦茶づくりにルールを決めてみると、面倒と感じる前に手が動くようになっただけでなく、家族も自ら麦茶を作ってくれるようになったのは嬉しかったですよ」
門傳奈々さんの記事はこちらから:
>>>めんどうくさい!ことがいつの間にか習慣に。麦茶作りが苦にならないための3つのルール
● 煮出し→水出し派へチェンジ
「親元を離れてからずっと当たり前に続けてきた家事のひとつが、お茶パックを煮出す方法の麦茶づくり。お茶パックは煮出し・水出し両用のものを使っていましたが、麦茶を水出しするなんてことは、長い間思いもよりませんでした」というのは、元ライターの手塚千聡さん。
けれども、ふと思い立って麦茶の水出しを試してみたところ、煮出しと変わらず美味しいお茶ができたことにビックリ。「今までは当たり前すぎて面倒だと気づいていなかった家事が、いざなくなってみると随分楽なことに気がつきました」
手塚千聡さんの記事はこちらから:
>>>煮出しお茶派から水出し派へ。手間が激減した理由は、“思い込み”を手放したこと
● 寝坊OK!お湯+氷の即席麦茶
ライターの都築クレアさんが麦茶づくりでいちばん面倒に感じていたのは、「タイミングを気にしたり、家族の動きで自分の作業内容や時間が変わったりすること」。そんな彼女は、煮出しと水出しの“中間”のような麦茶の作り方をしているそうです。
その作り方とは、
- 電気ケトル一杯(1L)に水を入れて、スイッチをON。
- 沸騰したら、麦茶パックを入れた耐熱ポットに注ぎ、しばらく放置。
- 味が出たら、水筒に大量の氷を入れて、熱々の麦茶をそのまま注ぐ。
「この作り方なら、夫と子どもが持っていく麦茶を、前の日から用意しておく必要はありません。朝になって麦茶が足りない!と慌てることがなくなったうえ、寝坊した日でもあっという間に冷たい麦茶を用意できるようになり、ストレスが軽減されましたよ」
都築クレアさんの記事はこちらから:
>>>寝坊OK!朝食の間にながらでできちゃう即席麦茶の作り方
● インスタント麦茶なら、さらに時短!
「普段から麦茶はあまり飲まず、ウォーターサーバーのお水を飲んでいるため、冷たいお茶をつくることが面倒で、ストレスを感じていました」というのは、ライターの田宮絵理さん。お茶づくりを簡単にするために採用したのが、顆粒のインスタント麦茶「さらさらとける 健康ミネラルむぎ茶」です。
「ウォーターサーバーの水と顆粒のお茶を水筒に直接入れるだけでお茶ができて、楽ちんです。ウォーターサーバーだとお茶の量を自由に調節できるので足りなくなることがありません。寒い季節はお湯を直接入れて温かいお茶も作れます。お茶づくりを簡単にしたおかげで、夫や子どもが毎朝自分で水筒の準備をしてくれるようになりました」
田宮絵理さんの記事はこちらから:
>>>面倒な冷たいお茶づくりを楽に!家族が自分で水筒準備をしてくれる方法とは?
■ 麦茶パックの管理がめんどくさい!
● あらかじめパックを切り離しておく
エディターの吉川圭子さんはパックタイプの麦茶を愛用しています。茶葉を計量する必要がないため手軽ではありますが、複数連なったパックを切り離すとき、勢いあまって袋まで破ってしまうことがあったのだとか。けれども、毎回、気を使いながらパックを切り離すのは面倒です。シンプルな解決策は、「折を見て事前にパックをバラバラにしておくこと」
「時間に余裕があるときだとゆっくりていねいに切り離すので、袋まで破る失敗も減りました(笑)」
吉川圭子さんの記事はこちらから:
>>>今すぐできるキッチンのプチ時短術! 未来の自分をちょっとだけ楽にする「まとめ作業」のススメ
● 麦茶を買い足すタイミングは?
消費スピードの速い麦茶パック。「買い足しのタイミングを覚えておくのは面倒なので、在庫管理の方法を見直しました」というのは、ライターの和田さや子さん。麦茶をパッケージの袋から出し、「DAISO」の「オープンパック」に入れて、冷蔵庫で保存。「お茶パック一袋分が、オープンパックL3サイズ2個分にちょうど入ります」
「まったく同じものを2つ並べることで、ひとつが空っぽになったら、前後を入れ替えることができ、冷蔵庫の奥行きを無駄なく使うことができます。また、ひとつの容器が空っぽになったら、次の麦茶パックを買ってくるサイン。買い物のタイミングが、わかりやすくなりましたよ」
和田さや子さんの記事はこちらから:
>>>奥行きが深くて使いにくい冷蔵庫をフル活用できる3つの収納グッズ
■ 麦茶を注ぐのがめんどくさい!
● 蓋が自動開閉するカラフェ
とくに夏休み期間中など、家族の在宅時間が長くなると、小さな子どもに「麦茶入れて」と何回も頼まれるのは、意外と面倒……。ライターの金田友美さんは、「KINTO」の「CAPSULE ウォーターカラフェ 1L」を採用することで、子どもが自分で麦茶を注げるようになったといいます。
「このカラフェは傾けると自然に蓋が開き、垂直に戻すと自然に閉まる構造。蓋の開け閉めが不要で、本体が軽いため、子どもにも好評です」
「ガラス製品なことが少し不安でしたが、慎重に取り扱うことを念押しし、今のところ丁寧に取り扱っています」
金田友美さんの記事はこちらから:
>>>人を責めずに仕組みを変えよう!「名もなき家事」を減らす便利アイテム3選
● 食洗機対応の水筒を採用
子どもの「麦茶入れて!」問題を解決するため、ライターの都築クレアさんが採用したのは、食洗機対応のキャラクター水筒。「子どもが大好きなキャラクターの水筒なので、届いたその日から大喜び。何度も自分で冷蔵庫から出して飲んで、大事そうにまた冷蔵庫に戻して使っています」
「保冷保温はできない水筒ですが、家専用にして冷蔵庫で冷やして使えば問題ありません。寝る前に他の洗い物と一緒に食洗機にかければ、また朝から使えるのでラクちんです」
都築クレアさんの記事はこちらから:
>>>コストは1600円!幼稚園児でも自分で水分補給できるキッチンにチェンジ!
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ひとつひとつは取るに足りない小さな“面倒”でも、積み重なると大きなストレスになりますよね。麦茶づくりの工程や管理の方法を見直したり、家族を巻き込んだりしながら、この夏はラク〜に麦茶ライフ(?)を満喫しましょう!
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に