おはようございます。
老後を見据え、ひとり暮らしの備えを見直し中のライフオーガナイザー、秋山陽子です。
ひとり暮らしをしていると、体調が優れないときでも自分の食事をしっかり作らなければいけないというプレッシャーがあります。昨年、1週間寝込むことがありました。元気がないときでも簡単に作れる食事が必要だと痛感し、無理なくごはんを準備できるように常備食を見直しました。 今回は、「体調不良のときにも助かる3つの常備食」をご紹介します。
■朝ごはんにも便利。レトルトお粥でお手軽アレンジ
体調がおかしいなと思ったときは、無理をせず簡単に作れて身体も温まるものものを食べたい。こんなとき、私が使うのはレトルトお粥です。
レトルトお粥は、冷凍野菜を加えて雑炊風にしたり、塩麹を使って簡単に味を変えることもできます。料理時間も10〜15分程度で美味しくアレンジできます。ここ数年は、朝ごはんでも使うようにもなり、今ではレトルトお粥は、常備食を兼ねた防災用の備蓄品にもなっています。
使ったら買い足してストックするローリングストックの方法で収納しています。切らすことなく管理ができるようになり、すっかりわが家の常備食となりました。
■サッと取り出して使える冷凍野菜で時短料理
レトルトお粥のアレンジに便利なのが冷凍野菜です。煮物や炒め物にそのまま使えるため、毎日の時短料理にも重宝します。サッと使えるから、料理のハードルがぐっと下がり、体調が優れないときでも手軽に野菜を摂取できます。
よく使う冷凍野菜は、ブロッコリー、にんじん、白ネギ、ほうれん草、ネギ、玉ねぎ、きのこ類など。すべて使いやいサイズにカットしてから冷凍しています。
また、料理のハードルを下げるには、冷凍容器の選び方も重要でした。冷凍庫のサイズを測り、高さを重視した容器を選びました。
私はジッパータイプのフリーザーバッグが使いやすく、高さがちょうどよく折りたたむ必要のない大きさの物を選びました。薄く冷凍し立てて収納することで、引き出したときに中身を一目して見ることができます。
取り出し使いやすい状態で常備しておくと安心できるようになりました。
■麹で味が決まる! 簡単にできる料理の救世主
ここ数年、塩麹を使っています。料理が苦手な私にとって救世主です。少しの手間で、簡単に美味しい料理が完成します。体調が悪くても、塩麹を使えば手間なく味が決まるので助かります。
たとえば、インスタントお粥と冷凍野菜、卵と塩麹を煮込むだけで完成。
今では、生姜麹やニンニク麹も常備するようになり、料理が苦手な私でもバリエーションが広がりました。麹は冷蔵庫で保存していますが、よく使うものは、上から3段目の棚を半分仕様にし、作りおきや早めに食べ切りたいもと一緒に置いています。
レトルトお粥を使って簡単にアレンジしたご飯は、ときどき朝ごはんで食べることで、どんなときでも簡単に作れるメニューの備えにもなりました。こうしたことが、体調を崩しかけたときに早めに対応を取れるようになったとも言えます。離れて暮らす娘にも同じ備えを準備しました。疲れたときこそ、手間を省いて健康的に気遣ってほしい、という願いを込めて。
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく