おはようございます。
ライフオーガナイザーの河口美果です。
「ロフトがゴチャゴチャで必要なものが見つからない」とイライラした経験はありませんか?ロフトなど家の奥にある収納は、ふだん使わないものを保管するのに最適です。ところが、気を抜くとすぐに詰め込んで、何があるか把握できない状態に……。
私はロフトが乱れると階段にものを置いてしまい、次第に他の部屋も乱れ出しました。まずはロフトがゴチャゴチャにならないように、3つの工夫をしています。
■箱でスッキリ!「積む」「ラベル」で見つけやすく
ロフトがお悩みのお宅でよく見かけるのは、保管したいものを袋に入れ、床一面に並べられた状態です。袋での管理は手っ取り早いですが、中身の把握がしにくく、雪崩が起きたりと管理が難しいです。
私は箱に入れて、積み上げて保管をしています。ある程度の大きさの箱ならなんでもOK。同じ箱で揃えると保管しやすいです。私は以前に紹介したバナナ箱を活用しています。
>>>大きくて頑丈なのに無料!40箱のバナナ箱を収納に使いこなすアイデア5選
他にも、メキシコ生活で使っていた木箱も使い、雑貨なども保管しています。積み上げできる箱を利用するのがポイントです。
箱で積んだあとは、中身が一目で把握できるように、箱の正面にラベルをつけます。
言葉でわかりにくいものはイラストを入れて、箱を開けなくてもわかる工夫をしています。
必要なものを取りにきたときは、箱の前でラベルを見渡し、取りだすだけ!すぐに見つかります。
■簡単棚で空間をフル活用!積み上げても取り出しやすく
箱を積み上げるだけでも空間を有効に使えますが、積み上げすぎは出し入れが不便です。私はバナナ箱の3段より上は、ベニア板を置くだけの簡単棚を設置。ロフトの上の空間まで利用し、使いやすい工夫をしています。
ホームセンターのカットサービスを利用し、2000円前後のベニア板を、天板用1枚と支柱用2枚にカット。箱と箱の間に支柱用の板を立てかけ、天板用板をのせるだけ。
板を固定してませんが、棚上に置いたものの重みで、棚が崩れることはありません (箱を全部出すと崩れるので、全部取り出す可能性がある場合は金具で固定してくださいね) 。
棚上には季節家電などを箱で保管しています。天井近くまでの空間を利用でき、棚下のバナナ箱の出し入れも不便なくできます。
>>>季節家電や頻度の低いものは購入時の箱で管理!見栄えはひと工夫でシンプルに
■重要なのは通路の確保!仮置きをしないルールをつくる
ロフト管理でいちばん大切にしていることは、出し入れできる通路の確保です。一時的にケースの前に仮置きすることもありますが、長く放置しないと決めています。
通路にものを置くと、箱の出し入れが不便になり、元に戻すコトが億劫に……。「あとでやろう」がちょっとずつ増え、次第に部屋が乱れはじめ、その後の片づけも大変です。私は理由なく1カ月以上の床置きはしないルールにしています。
新たに保管が必要なものが増えたときは、収める場所を探します。収まらない場合は、「ものの持ち方を見直すタイミングがきた」と思うようにしています。保管したいものの優先度を考え、入れ替えます。
ロフトなどの大きな収納スペースは、ふだん使う部屋を快適に保つ土台です。ものを溜めすぎず、探さなくても見つかる収納方法にすることで、毎日の暮らしも快適に回ると実感しています。
ロフトや納戸の収納アイディア記事はこちらも参考に:
・老後を見据え、家族の年齢が上がっていくとともに見直しておきたいロフトの使い方
・空き部屋を納戸にして生活空間を快適に! 納戸にものがたまらない工夫とは
・3畳納戸をワークスペース+物置でフル活用!狭くてもほぼ専用部屋にするためのアイデア
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ライフオーガナイザー 河口美果
ブログ: CASA・FAVORITA(片づけでお気に入りの家に)