おはようございます。
ライフオーガナイザーで一級建築士のあさおか まみです。
衣替えのたびに洋服を見直し、劣化した服や、着なくなった服などを手放してきました。最近、あらためて着心地や気分を基準に洋服を見直したところ、クローゼットがスッキリ!収納の工夫も不要になりました。
今回、洋服を厳選するためにやってみたことをご紹介します。
■「今着ている服」を“満足度で”見直す
50歳を過ぎて、服も収納も、「もっと快適にしたい!」という思いが強くなりました。着用頻度だけでなく、昨日着ていた服も「本当に満足しているか?」と、自分の感覚を確かめるように、厳しめに見直しをしてみました。
そうすると、実は「少しサイズが大きい」「微妙に好きな色とは違う」「あるから着ているだけ」など、違和感を持っていることに気づきました。
また、あまり買い物が好きじゃない私は、「減らすと買わないといけない」という思いから、「これでいいか」と持っている服もあることに気づきました。
■「オフシーズン服」を“冷静に”見直す
暑い季節に、冬の洋服を手にすると、着ていたときの実感や記憶が遠いので、冷静に見られました。また、次のシーズンのために、「これだけのスペースを使って服が“待機”しているのか」と思うと、「多いな」と感じました。
そこで、数カ月後に着たいと感じない服、劣化や汚れが気になる服などを手放しました。
着心地の良い服を厳選したことで、別室の衣装ケースに収納しているオフシーズンの服も、寝室のクローゼットに収められそうです。
■客観的に「枚数」を“データで”見直す
以前の私は、洋服をアプリで管理していました。服の枚数や着用頻度などは、3年ほどアプリを使ったことで、自分の傾向を知ることができました。
>>>洋服管理アプリ「XZ(クローゼット)」を使って快適なクローゼットに!3つのメリットとは?
アプリを使っていた3年前の洋服の枚数は全部で80着でした。当時に比べ、生活スタイルや好みなどがより明確になったことも、「厳選できそう」と手放すきっかけとなりました。数えていたことで定点観測ができ、変化を客観的に見られたことも良かったです。
現在の各アイテムの枚数です。
・Tシャツ(長・短) 9枚
・シャツ、ブラウス 7枚
・ニット 8枚
・パンツ 15枚
・スカート 1枚
・ワンピース 2枚
・カーディガン 2枚
・ベスト 2枚
・ジャケット 4枚
・ジレ 2枚
・アウター 7枚
この先も変化はあると思いますが、60枚くらいが、今の適正量という気がしています。
■「収納の工夫」を見直す
枚数が減ったことで、工夫して収納アイテムを使う必要がなくなりました。
以前は、85cmのハンガーパイプに、オンシーズンすべての服がかからなかったので、突っ張り棒を使い、2段目のパイプを作って収納量を増やしていました。ところが、今回厳選したことで、すべての服が85cmのハンガーパイプにかかりました!
目の高さに全部の服を並べることができたので、探しやすく出し入れもしやすくなりました。また、色を意識して並べたことで、すっきりした見た目にもなり満足です。
服の見直しをしたい方はこちらも参考に:
・服を減らしたいなら、着なかった服が見つけやすい季節の変わり目がおススメ!
・手放したいときに、ためらわない! リユースショップの活用で循環できるクローゼットへ
・「もったいない」を乗り越えて、クローゼットの旬度をアップする3つの実践方法
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ライフオーガナイザー あさおか まみ
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