おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
お年玉つき年賀状はがきの当選番号発表も終了。そろそろ年賀状をしまわなくては……と考えている方も多いのでは? そこで、今日は、5名のライフオーガナイザーの年賀状収納をまとめてご紹介。何年分を、どこに、どうやって収納しているのかを教えてもらいました。
目次
■「セリア」の「ブリキレクタングルボックス」に、2年分
滋賀県大津市在住のマスターライフオーガナイザー中里裕子さんは、「セリア」の「ブリキ レクタングルボックス」を使用して、2年分を保管しています。
収納場所は、キッチンカウンター下の収納棚の中。住所変更や喪中欠礼はがきなどが届くことを考慮して、出し入れのしやすいこの場所を選びました。年の途中に届いたはがきは、間にふせんをはさみ、年賀状と混ざらないよう工夫しています。
ご主人と3人の息子さんの5人暮らしの中里さん。お子さんたちはSNSをフル活用していることもあり、年賀状も減る一方でした。そこで、数年前に年賀状ホルダーから今のシンプルな方法に変更したそうです。ライフスタイルの変化に伴い、収納も変化させることが重要なんですね。
取材協力・写真提供:中里裕子
ブログ:いそがしい40代女性が輝く暮らしづくり 自分スタイル整理術
■「ニトリ」のボックスに”入るだけ”の定量管理
岡山県倉敷市のマスターライフオーガナイザー中桐真希子さんが、使用しているのは「ニトリ」の収納ボックス(現在は廃盤)です。数での管理が苦手という中桐さん。年賀状も「このボックスに入る分だけ」とスペースの上限を決めることで管理しています。
年ごとに輪ゴムでまとめ、新しい年の年賀状を入れたら、いちばん古い年のものを押し出し式に処分。これまでの経験から、見返す機会はないとわかっているため、ボックスの中には必要以上の工夫をあえてしていません。収納場所は、書類全般をしまっているリビングにつながる洋室の棚です。蓋を下に重ねることで、年の途中で届いた住所変更はがきなどもサッとしまえるようにしています。
片づけに唯一の“正解”はありません。中桐さんのように自分の得意や苦手を把握することが、他の誰でもない自分なりの正解を見つけるヒントになるのですね。
取材協力・写真提供:中桐真希子
ブログ:マイ*ペース
■ビニール袋&空き箱2つに、20年分
神奈川県鎌倉市在住のライフオーガナイザーむかいはらゆかさんは、ビニール袋を使用して、なんと20年近くもの年賀状を残しています。
数が多いだけに、どれがどの年かわかりにくくなってしまいそうですが、むかいはら家の年賀状を袋のトップに置くことで、「あ、この年はこの年賀状を送ったな」ということがパッとわかるようにしています。収納場所は、ロフト。その年にもらった手紙と一緒に手元にあった箱2つに収めています。
「なかなか見返す時間を持てないけれど、小学生や中学生に成長した甥っ子や姪っ子、友人の子どもたちが赤ちゃんだった頃の写真が残っている…と考えると、なんとなく手放しがたくて……。手放すべきだろうかと悩むこともありますが、スペースに余裕もあるし、それほどかさばらないし、手放す理由も見つかりません。今後のことは、これからゆっくり考えるつもりです」とむかいはらさん。
手放す基準は人それぞれ。残したいものは残していいとホッとしますね。
取材協力・写真提供:むかいはら ゆか
ブログ:ママのためのおかたづけサポート necco home
■「フリーザーバッグ」に、”今のところ”10年分
福岡県福岡市在住のマスターライフオーガナイザー、つのじちよさんは、「ジップロック」の「フリーザーバッグ」を使用。今手元にある年賀状は、お嬢さんが誕生してからの10年分ですが、実は、「そろって思い出を大切にするタイプ」というつのじさんご夫婦。今のところ年賀状を手放す予定はないので、しばらくはこのまま年賀状は増えていく予定です。
保管場所は、押入れ。「無印良品」の「重なるラタン長方形バスケット・小」に立てて収納しています。年賀状を次に確認するのは、年末ということもあり、手間も時間もできるだけかからない方法を選びました。
「収納の方法もきれいに揃えたり、並べたりが心地よい場面もありますが、収納するものや対象のものに対する、自分の中での優先順位で使い分けています」とつのじさん。何に手をかけ、何に手をかけないか、メリハリのある収納方法の選び方が参考になりますね。
取材協力・写真提供:つのじ ちよ
ブログ:片づけひとつで人生は変わる!在宅ワーカーのためのホームオフィスの整え方
■輪ゴムでまとめて、2年分
福岡県大野城市のライフオーガナイザー甲斐祐子さんは、ふせんでラベルをつけて輪ゴムでまとめるだけの簡単収納で、2年分を保管しています。かつては、年賀状ホルダーを使ったり、10年分ほど保管していた時期もあったそうですが、頻繁に見返すわけでもないし、手放すときも手間が増えることに気づき、今の方法に落ち着きました。
保管場所は、2軍の書類をまとめてしまっているリビングのクローゼットのファイルボックスの中。過去に使用した手帳と一緒に収納しています。「理由は、一緒に入れるのにサイズがちょうど良いというだけです(笑)ものの持ち方を見直すと、収納用品もそんなにいらないな〜と思います」と甲斐さん。
ついつい専用グッズを用意したくなりがちですが、まずは自分にとっての適正量を考えてみることが心地いい暮らしの第一歩なのかもしれません。
取材協力・写真提供:甲斐祐子
ブログ:atta atta
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ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。