おはようございます。
ライフオーガナイザーの服部美亜です。
みなさんはどんな暖房器具を使っていますか? 築50年のわが家の冬はとても寒く、ここ数年は青い炎でおなじみ、アラジンの『ブルーフレームヒーター』を使っています。わが家で愛用している理由や、使って感じたデメリットもお伝えします。
■何が違うの? アラジンストーブを愛する理由
エアコンだけではなかなか暖まらない、築50年のわが家のリビング。引っ越してきた当初はガスファンヒーター、オイルヒーター、電気ストーブなどを併用していましたが、今ではエアコンとアラジンストーブ、ホットカーペットの3点で冬を乗り切っています。
【アラジンストーブのここが好き!】
1 とても静か
他の暖房器具と比べて何より好きなのは、音が静かなことです。エアコン、ガスファンヒーターのような風の音が気になりません。
2 風が起こらない
風が直接体に当たることがなく、ホコリも立ちにくいので掃除がラクチン!
3 移動できる
コンセント不要なので、好きな場所に置けます。ひとりで家にいるときは、そばに持って来ればじんわりと暖かく、部屋全体を暖めなくてもOK。
4 目で見て暖かい
他の暖房器具と違い、火が「目で見える」ので、気持ちがとても暖かくなります。見た目もレトロでかわいく、癒されます。
5 お湯が沸かせる
上部にやかんを置いて、お湯が沸かせます。焼き網でお餅を焼くのも、オススメです。
6 停電時にも使える
停電時に使える暖房器具が一台あると、防災上安心です。暖をとるだけでなく、簡単な調理もできちゃうのが頼れるところ。
■ここが面倒?! 使って感じたデメリット
もう手放せないほど愛用中のアラジンストーブですが、正直「ここはちょっとなぁ…」と思う部分もあります。
【アラジンストーブのここがちょっと…】
1 本体価格が高い
「石油ストーブ 日本製 アラジンストーブ ブルーフレーム」で検索すると、5〜6万円するようです。わが家は近所のホームセンターで、春先に見本品を格安で購入しましたが、後から定価を知り驚きました。
2 灯油に関する手間がかかる
灯油を購入する、灯油を入れる、灯油タンクを置く場所が必要、などの手間がかかります。
3 芯の定期的な清掃と交換が必要
ブルーフレーム(青い火の輪っか)が乱れてきたら、芯の掃除が必要です。芯は、ネットでも、たまに近所のホームセンターで取り扱っています。わが家ではワンシーズンに1回購入しています(写真は清掃前なので汚れた状態)。
4 小さいお子さま対策が必要
小さな子どもが触らぬような対策が必要です。わが家では子どもが赤ちゃんのときは、近づけないようなガードを利用していましたが、2歳ごろ外しました。長男は1度だけ軽く火傷をしてしまいましたが、その後は誰も火傷をせずに過ごせています。「熱いものは触ると危険」と知る、良い機会になっているかもしれません。
5 収納スペースが必要
エアコンと違い、オフシーズンにしまっておくスペースが必要です。
■実際どうなの? 気になる燃費について
最後に気になる燃費のお話を。個人的な感想ですが、1回の給油で「17時間くらいOK」だと感じています。
<参考:説明書記載内容>
・タンク容量4.1リットル
・1時間あたり0.26リットル
上記をもとに計算すると「1回の給油で15時間」はOKです。だから17時間というのは私の個人的感想です。参考までに、わが家での使い方をご紹介しますね。
<いつもの平日>
6:00から8:00までの約2時間使用
18:00以降から23:00までの約4〜5時間使用
1日約6~7時間使用しており、およそ3日目のどこかで、「あ、給油しなきゃ」というラインまで給油メモリが来ています。
昼間に在宅することもあるので、およそ2〜3日に1回給油しています。ガソリンスタンドに灯油を買いに行くのも、週に1回程度です。
私はアラジンストーブの優しいほんわりとした暖かさ、目で見える火の癒し効果が大好きなので、デメリットとしてあげた項目があまり気になりません。でも、いいことも面倒なことも両方知ることで、これから購入をご検討の方の参考にしていただけたら嬉しいです。
暖房と収納に関連する記事はこちら:
・温度を味方につけると、もっと片づけやすい家になる!「温度環境のカタチ」
・「片づける」より「片づけない」選択技で見つけることができた、2つのベスト収納!
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ライフオーガナイザー 服部 美亜
【参考サイト】
・ブルーフレームヒーター | Aladdin(アラジン)公式サイト