おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
私は掃除を楽にするために、『かける』『つるす』という技を家の中でいろいろ駆使しています。そのために欠かせないのがフック。過去にもフックの収納例をご紹介しています。
>>>電化製品のコード問題、これ1つでコンセントまわりのストレスが激減!
かける収納は掃除が楽になるだけでなく、家具を置くスペースがなくてもできるのが、いいところ。今回は、取り付け面ごとに適したフックをわが家の収納例とともにご紹介します。
■壁に穴を開けたくないならピン留めタイプ
最近は、壁を傷つけたくない人向けの、細いピンで留めるタイプのフックが増えましたね。これらのタイプは画鋲でとめるよりもピン穴が小さく、取り付け跡が目立ちにくいのが特徴です。私が愛用しているのは、定番の「無印良品」の「壁に付けられる家具・フック」。
分別ごみを入れるための袋をかけたり。
しまい込むまでもない、よく使うバッグをかけたりしています。
無印のフックは、なにもかかっていないときもインテリアのアクセントになるところも、おすすめポイントです。壁の向こうに柱などがある場所には、この手のピンは取り付けできませんのでご注意くださいね。
穴が目立たないフックを使った収納例はこちらでもご紹介しています。
>>>賃貸だって壁掛けしたい!針穴が目立たない「ニンジャピン」と「壁美人」
■鏡やタイルなどのツルツルした面にはフィルムタイプ
鏡やタイルなどの、クギが打てないところにおすすめなのが、去年くらいから大人気のフィルムタイプ。100均などで売っています。
こちらはセリアの『フィルムフック』。
わが家ではトイレタンクにつけて、スクラビングバブルの「流せるトイレブラシ」をかけています。床置きしていたときに比べて掃除がしやすくなりました!
フィルムタイプのフックは、粘着式ではなく吸着式なので、糊残りがありません。しかも、同じ吸着式の吸盤タイプのフックよりもしっかり空気を抜いて取り付けられるので、時間が経ってフックがずれ落ちることもありません(今のところわが家ではずれ落ちはありません)。
ちなみに、吸着式は凹凸がある壁面には向きませんのでご注意くださいね。
トイレブラシをフィルムフックにかける収納例はこちらでご紹介しています。
>>>トイレ掃除のストレス解消!使い切りの「流せるトイレブラシ」効果とは?
■マグネットが効く面にはネオジム磁石タイプのフック
スチール面のような磁石の効くところには、マグネットタイプのフックがおすすめですが、中でもおすすめしたいのが、磁力の強いネオジム磁石を使っているフック。100均やAmazonなどで売っています。
わが家では子どもの制服をかけるのに使っています(強力なので、磁力の影響を受けると困るものには近づけないようにしてください)。
子の雑な扱いにもびくともしません。ずり落ちはおろか、二度と取り外せないんじゃないか?というくらいガッチリついています。
マグネットフックを使った収納例はこちらでご紹介しています。
>>>100均マグネットフックを使った、目立たない“濡れたカッパの置き場所”
浴室のタイプによっては、壁に磁石が効く場合があります。現在私は、ネオジム磁石の強力なフックを浴室天井に付けて、ポールをひっかけて浴室内に簡易物干し場をつくろうかともくろんでいるところです(笑)。実践したらまた記事に書きたいと思います!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー吉川圭子
ブログ:整理収納手帖