おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
重い腰を上げて取り組み始めた、分厚いアルバムの写真整理。前回の投稿では、写真をデータ化する方法を調べてみました。
>>>分厚いアルバムの整理はどうする? データ化する方法を調べて検討してみた
目の前からアルバムがなくなることを目指し、お金をかけず、少し時間がかかってもいいからと、自宅のスキャナーを使って作業することを決めました。今回は、私が写真をデータ化した手順をご紹介します。
■ステップ1:一枚ずつ写真をはがして、仕分けて、まとめる
アルバムの台紙から写真をはがして、おおまかな項目ごとに分けてまとめます。一冊全部をいっぺんにはがすと大変なので、仕分けた写真が混ざらない程度の量で区切ってやりました。
このとき、写真を選ぶことはしませんでした。たくさんある写真から「残しておきたいもの」を選ぼうとすると時間がかかります。残す基準が明確でなくては、迷って手が止まって進まないだろうと思います。今回は選ぶことをやめ、ピンボケ写真などあきらかに不要なものだけを処分することにしました。
■ステップ2:スキャンスナップでスキャンする
以前から自宅で使っていた 富士通 スキャンスナップix100を使いました。PCへの接続は有線だけでなく、Wi-Fiも利用できます。写真で散らかりがちな机の上に、自由に配置して使えることが便利だなと思います。
一枚の写真をスキャンするのに約2秒。
機能的には、2枚同時にスキャンすることもできます。写真をセットする手間を考えると、私には1枚ずつ入れていくほうが楽に感じました。
■ステップ3:スキャンした写真をフォルダに収める
スキャンした写真は、あらかじめ作っておいたフォルダに収めました。フォルダには、仕分けした写真に合わせて名前をつけます。私が作ったのは、「1987-1995_会社」「1991_旅行先_一緒に行った友人名」「1995_退職」などです。
旅行中のチケットやレシートなども記念に綴じてありました。それらは台紙からはがさずにその場で撮影して、関連の写真と同じフォルダに保存しました。
家族のアルバムや写真の整理はまだ終わっていませんが、自分の分だけでもデータ化できたことで「一歩踏み出せた」と感じます。何度も引っ越しをしましたが、ダンボールに出し入れするたびに、いつも心のどこかで気になっていたからです。
二十数年経ったアルバムの中の写真は、色褪せているものもありました。ただ置いておくだけで劣化するならば、大切な写真はできるだけ早いうちにデジタルで保存しておいたほうがいいのでは、と思います。
アルバム整理のご紹介は次回が最後です。次回担当の記事では、データ化したあと不要になったプリント写真の廃棄についてお伝えします。
写真の整理はこちらも参考に:
・サイズの違う集合写真もL判写真も時系列で並べて見たい! リフィルで叶える理想の思い出アルバム
・面倒なスキャンは子どもにおまかせ♪ 溜まったプリント写真からフォトブックを作るコツ
・スマホアプリ「みてね」と「フォトスキャン」で、わが子の成長をじいじ・ばあばと楽ちん共有
・どうすればいい?亡くなった母のアルバム たどりついたのは「家族の歴史アルバム」づくり
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記