おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
先日、子ども4人(小6の長男、小3の長女、小1の二男三男(双子))のスペースを、大々的に模様替えしました。
家具15台を入れ替えたので、中の収納の入れ替えもたくさん。
部屋の役割、家具の配置はこのように変わりました。
これまでは、兄妹でほとんど同じ収納方法で大丈夫でしたが、これを機に、このままの収納方法でいいのかを聞いてみました。すると、それぞれの「こうしたい」がでてきました。
■個室=自分の持ち物はすべて自分で管理
模様替えをするとき、はじめに決めたのは「自分のものは自分の場所で管理する」こと。長男の一人部屋には、学用品・洋服・おもちゃ・思い出の作品を集めました。
今回の計画では、個室化は長男だけで、長女と下の双子の息子たちの学用品は1カ所にまとめる予定でした。それが、家具を移動し始めてベッドが収まると、「私もベッドの場所にランドセルを置きたい!」と言い出した長女。急遽、プランを変更して、背の低い本棚をベッド前に。学用品を収納できるようにしました。
個室に近い環境になったので、娘のものはこのコーナーに集めることにしました。
■管理しやすい洋服収納にも兄妹で違いが!
この機に、これまでなかなか自分たちで引き出しにしまわなかった洋服も、各自の管理に挑戦してみることに。
長男は、「たぶん、毎日たたむのは無理だと思う……」。そこで、取り込んだ洗濯物を一時的に放り込んでおける場所を作ろうと、洗面所で使っていた「無印良品」ステンレスワイヤーバスケットを持ってきました。
放り込まれた洋服は、翌日に着ることが多いので、たたむ回数はそう多くないそう。今はお試し中ですが、使い勝手は上々だそうで、近々、同じワイヤーバスケットを購入する予定です。
娘の洋服は本棚「IKEA」BILLYに収納しています。いくつか収納方法を話してみると、「できるだけ(アイテムごとにボックスを)分けたい」、「(ボックスは)白いのがいい」とのこと。最終的に選んだのは、本棚の大きさに合う「無印良品」やわらかポリエチレンケースでした。
長男と同じく、翌日着る洋服はたたまずに置きっぱなし。だけど、それ以外のものは、時間をみてしまっているようで、「(たたむのは)面倒だけど(笑)、ボックスに分かれていると見やすくて選びやすいから、結構いい感じ!」だそうです。
背の低い本棚にゆとりを持たせて収納しているので、オフシーズンの洋服は入りきらず……。元々しまっていたファミリークローゼットに、そのまま収納しています。
■「今」にフォーカスしたらおもちゃ収納がコンパクトに!
おもちゃをたくさん置きたがった長男に比べて、小1の双子の息子たちのおもちゃは少なめ。もともと使っていた背の低い本棚(下の写真)を、模様替え後も使い回す計画でした。
ところが、娘がこの本棚を使ってしまったので、おもちゃを収納する場所がない……。苦肉の策として、空いている場所に収納していくしかありませんでした。
1カ所めは分解して保管する予定だったワゴン。本棚よりもコンパクトなので、「今」遊んでいるものだけ置くことにしたら……、あれ?スカスカ……。
2人はゲームでも遊ぶので、今のお気に入りのおもちゃはそう多くありませんでした。想定よりも空いたので、今は、寝るときに読む本などもワゴンに置いています。
2カ所めは長男が使っている棚の裏側です。1段空いていた引き出しに「たまにしか遊ばない」おもちゃを入れました。
ワゴンが部屋の入り口にあるのに対して、こちらは部屋の奥。奥までしまいに行くのは面倒かな?と心配でしたが、家の中でもいつも走っている息子たちは、おもちゃを抱えながら、走って戻しに行っています(笑)。
身の回りを整えることに興味を持つタイミングはみんなバラバラで、一卵性の双子の息子たちでもそう感じます。今回「ひとりの空間をどうしたいか?」を話してくれた長男と長女。いろいろなことを考えているんだなと、改めて気づかされた模様替えでした。
きょうだいで収納のタイプが違うときのヒントに:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある