おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。

コロナで外出を控えていた数年間で、子どもも成長し、玄関に収納したいものも変わってきました。ほとんど使っていない外遊びのおもちゃが陣取っていて、子どものマスクや、生協の通い箱を置きたくても、余裕がありませんでした。

だけど、見直すものは家族のものばかり。全員で一気にやろう！と団結するとは思えないし、ひとりひとりとコミュニケーションをとっていくと、時間も手間もかかります。

そんなときは、一気にやろうとせずに、作業を分割して少しずつ見直していきます。

今回の作業は、3日に分けて進めました。

■1日目：必要のないもの取りのぞく

まず、手放すものが明らかに多そうな、外遊びのおもちゃから見直しました。選ぶのは子どもたち。気持ちの準備ができるように、1週間ほど前から何度か伝えていました。

当日は、私がおもちゃを床に並べておき、外出するついでに、子どもたちに遊びたいおもちゃを選んでもらいます。

選んで棚に戻してもらうのにかかった時間は、1人あたり1分ほど。その後に予定があったので、残ったおもちゃをさっと分別して、ゴミ袋にまとめた状態までで終了。所要時間10分程度でした。

ボリュームを占めていたおもちゃが減ると、棚の中はスカスカ。そこで、右隣の棚に収納していた傘を、この場所に移動することにしました。
＞＞＞傘9本をコンパクトに収納！　クローゼット用スライドコートハンガーで奥行きを活かす収納術

■2日目〜：どう収納する？お悩みタイムは1カ月

どこに何を収納するかは、長くて場所をとる傘を中心に考えていきました。まずは、傘を引っ掛けているスライドハンガー（ビスで固定するタイプ）を、夫に付け替えてもらいます。そのついでに、夫のヘルメットを置いている棚（傘の3段上）を上げ下げ。出し入れができる高さを確認してもらいました。

残りの場所におもちゃを収納します。できるだけ収納用品は買いたくないので、別の場所にある収納用品を使い回せないか、じっくりと検討することにしました。期限は2週間後の週末です。

金具の付け替えや棚の上げ下げなどで30分程度。2日目はこれで終了です。

検討期間は収納方法のお試しを。最近、出番が増えたヘルメットとボールを出しっ放し収納にしてみようと、使っていなかった大きめの鉢カバーに放り込んでみました（底に簡易キャスターを取り付けています）。

棚の中に収納していたときは、ヘルメットの定位置に関係なく、おもちゃの上にぽいぽいっと積み重ねるように放り込んでいた子どもたち。おもちゃと混ざって出しにくそうでした。そこで1アイテム1ボックス収納にすれば、混ざることなくサッと戻せて楽かなと思ったのです。ヘルメットはみんな同じものを使いまわしているので、上のものから持っていっています。

■3日目：収納用品を購入して完了

今回、唯一購入した収納用品は「無印良品」ポリプロピレン収納ケースです。

セッティングして見直しは完了！ドア付近にマスクも置けました。右隣の棚にもゆとりができて、今回の目的のひとつ「生協の通い箱」や「夫が置きっ放しにする資源ごみ（収集日に関係なく集めるので数日置きっ放し）」も収納できるようになって、大満足です。

マスクは子どもによって好きなメーカーが違います。子どもたちがわかりやすいように、あえてパッケージのままにしています。

3日目の片づけにかかった時間は20分ほど。今回の見直し全体の合計は、3日で1時間程度でした（収納用品を購入する時間は省きます）。

大きなスペースの片づけは大変そう……と後ずさりしがちですが、少しずつ進めていけば、一度にかかる時間は数分から20分程度。隙間時間に片づけを進められます。完成まで時間はかかりますが、体力・気力の両面から負担になりにくいと感じました。

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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある