こんばんは。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
100円ショップで手軽に買える「突っ張り棒」。アイデア次第でさまざまなアイテムの収納に使えるとあって、愛用している片づけのプロも多いようです。これまでによく読まれた過去記事のなかから、「突っ張り棒」を使った収納の工夫を7つまとめてご紹介します!
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目次
■ ゴミ袋+突っ張り棒(1):ゴミ捨てがラクに
「ゴミ捨て、めんどくさ〜」と嘆いていた息子さん(当時、大学生になって一人暮らしを始めたばかり)に、エディターの秋山さんが提案したのは、専用のゴミ箱ではなく、突っ張り棒を活用した吊り下げ式ゴミ袋。
「洗濯機横の30cm弱あるスペースに2本の突っ張り棒を取り付けてフックをひっかけ、自治体指定の分別用ゴミ袋を2種類、吊り下げました。朝、学校に行くときに、ゴミが入ったビニール袋をサッと手に取り、結びながら外に持ち出せるため、『めんどくさ〜』がなくなったようです(笑)」
秋山さんの記事はこちらから:
>>>突っ張り棒で解決した「ゴミ捨て、めんどくさい」。ゴミ置き場の場所が鍵!
■ ゴミ袋+突っ張り棒(2):ゴミ袋の交換がラクに
片づけ収納ドットコム編集メンバーが取材に伺った川崎さん宅では、入居時のオプションで設置した食器棚の一部を取り外し、そこにキッチンのゴミ箱を並べていました。ゴミ箱の奥をよく見ると、2本の突っ張り棒が取り付けられています。
突っ張り棒には、分別用のゴミ袋を引っかけて収納。ゴミ箱のすぐ後ろに袋があるため、ゴミ捨て後の交換がスムーズです。突っ張り棒が1本ではなく2本あることで、リサイクルに出すプラスチックトレーの一時置き場としても活用されていましたよ。
川崎さんの記事はこちらから:
>>>出すと邪魔、隠すと不便!どうする?キッチンのゴミ箱問題
■ 靴+突っ張り棒:下駄箱の収納が2倍に!
突っ張り棒のおかげで下駄箱の収納量を2倍に増やせたというのは、元ライターの中村さん。「1つの段の“奥行の真ん中くらい、高さは真ん中より少し上”の位置に、突っ張り棒を取りつけるのがポイントです。そうすると、突っ張り棒に手前の靴のかかとを引っ掛けることができ、浮いたかかとの下に後ろの列のつま先を重ねて収納できるようになります」
「ただし、靴を戻すときは突っ張り棒にかかとを乗せないといけないので、ただ置くだけよりも手間がかかります。女性のヒール靴だと横にひねりながら収納する感じ。少し手間が増えても、たくさん収納できた方がいい!という人向きかもしれませんね」
中村さんの記事はこちらから:
>>>100円ショップ・突っ張り棒活用法! たった1本で靴箱の収納力が2倍に!!
■ キッチンペーパー+突っ張り棒:ペーパーホルダーに
元ライターの岩崎さんは、キッチンの勝手口に渡した突っ張り棒をキッチンペーパーホルダーとして役立てているそうです。「ドア枠の奥行きが約10cmあって、手前側にロールがでっぱらないので邪魔にならず、とても使いやすいです」
「意外なものの収納場所になった勝手口ですが、緊急時の避難経路としてすぐに使えるようにしておきたい気持ちもあります。必要に応じてさっと移動できるもの以外は置かないと決めて、非常用の動線を確保しようと思っています」
岩崎さんの記事はこちらから:
>>>使っていない勝手口、その奥行き10cmにキッチンペーパーとファイルボックスを置いてみた
■ ラップ+突っ張り棒:片手で取り出しやすく
キッチンの作業台下にある深めの引き出しにラップを収納するため、突っ張り棒を使っているという元ライターの長谷部さん。「引き出しのフレームに突っ張り棒をかませているだけですが、雑に出し入れしてもしっかりラップを支えてくれています。立てて収納することで、ストックを収納するスペースも十分に確保できるようになりました」
「実は、わが家のキッチンには浅い引き出しは一カ所しかないんです。『寝かせて収納できるのはここしかないから』と、入居当初はその引き出しにラップを収納していました。でも、そこにラップ以外のものを収納したくなって、キッチンをあちこち観察してみたら、自分にとってベストなラップの収納場所を見つけることができました」
長谷部さんの記事はこちらから:
>>>やっと見つけた! 自分に合ったラップ収納法を見つけるための3ステップ
■ 洗濯用ハンガー+突っ張り棒:絡まるストレスなし
ここ数年の間、引っ越しが続いたというライターの都築さん。旧居でも新居でも、洗濯用ハンガーは突っ張り棒に引っかけて収納しているそうです。
旧居の洗面台下、収納スペースの様子↓
新居でも↓
「引っ越して多少住まいのカタチが変わっても、収納方法に定番パターンがあるとラクに対応できることに気づきました。引っ越しのたびに収納方法をゼロから考える必要がないので助かります」
都築さんの記事はこちらから:
>>>洗面台下にお決まりの収納パターンができたら、3年に2回の引っ越しでもスッキリが続いた!
■ 洗濯グッズ一式+突っ張り棒:1歩も歩かず干せる
ライターの佐藤さん一家は、ご夫妻と三姉妹の5人家族。「夜遅い時間や、朝早い時間に洗濯することが多いため、洗濯物を干す作業は室内でしたい。できるなら、洗濯機から1歩も歩かずに、その場で干したい。そんな希望を叶える収納を、洗濯機の目の前の壁に突っ張り棒を取り付けるだけで実現できたんです」
「突っ張り棒に洗濯物干し用のハンガーや、浴室干しの際に使う道具を引っかけることができ、洗濯ネットなどの細かなものや、浴室用ブーツも収納できるようになりましたよ」
佐藤さんの記事はこちらから:
>>>「どう使いたいか?」から考えた、狭さをいかす洗面所収納
ご参考までに、バネ式突っ張り棒の正しい取り付け方は、
- 取り付ける場所の間隔より少し長く突っ張り棒を伸ばし、
- バネを縮ませながら、取り付けたい場所に押し込む
というのが一般的だそうです(※商品によって違う場合もあるので、取扱説明書を確認してください)。それでもズレてしまう場合は、同じく100均で買えるこんな商品↓を使った奥の手(?)もありますよ。
>>>“突っ張り棒”の「重さで落ちちゃう…」問題を100円ショップの防災グッズが簡単解決!
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ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に